「年収1000万円を超えてる人、どんな仕事か教えて」気になる回答いろいろ
景気の低迷が続いた日本も格差社会となってきました。2極化が進む中、収入の多い人がどんな仕事をしているのか気になるところではないでしょうか。
海外掲示板でもそうした質問がされていました。
「年収10万ドル(約1000万円)以上の人、あなたの仕事は何ですか?」
気になる回答をご紹介します。
●自分は年収10万ドルはないが、父親はあった。IT会社のプロジェクトマネージャーで、だいたい10万ドル(スウェーデンの60万クローナ)くらいあった。
●自分はその質問に答えたくないが、今は人に尊敬されるような職に就いている。働く時間もまともである。ただし自分は高1くらいまでの学歴しかなかったので独学で勉強した。かなり苦しい思いをしたのが自分の成功の秘訣。
●石油関係の仕事をしている。独身で子供もいない。仕事のために壊れた関係も1つや2つではない。ときどきまた貧乏になることを考えたりもするよ。収入はそれくらいあるが、価値があるかどうか……。
●中堅のITのセキュリティ会社の取締役をしている。ITの大学に行き、卒業後2年くらいしてセキュリティの市場の隙間を見つけた。資格を取って会社に就職し、そこからちょっとずつ上がっていった。
●父親は大手の銀行の社長を務めて、30万ドル(約3000万円)以上を稼いでいた。父が自分に教えてくれた大事なことは2つ。
1. 必ず2年前の稼ぎより今は稼いでいなくちゃいけない。会社内で前に進んでいなければ、移る時期だ。
2. 必ず稼いだ10%を投資口座に入れろ。
●えっと、コロンビアではまず砂糖を得るんだ。そうすれば金が入り、権力も入る。
●自分は30歳で20万ドルを稼いでいる。石油関係の会社でマネージャーをしている。新しい石油発掘の開発の検査などに関わる仕事をしている。かなり面白くて負担も少ない。環境を憂慮もするが、このビジネスが続くことを願う。
●自分は11万ドルで、かなり安い地域に住んでいる。ここにたどり着くまでに多くの段階を経た。エンジニアの資格を取って、90年代に3万6000ドル(約360万円)の給料からスタートした。(そのときでさえ低い方だった)そこから数えて今は4つめの会社で働いている。会社を移ることによって、給与を大きく上げることは可能である。ただしそれまでもらっていた給与の額は言ってはいけない。
現在営業をしていて、かなり専門的で自分の過去の仕事の経験を全て使っている。ストレスはかなり高く、温室にいては何も起こりはしないし、自分も毎日そこから出ている。言わば成長には痛みが伴うという感じだ。だけどなんとか大きな契約が取れたりすると自信にもなるし、自分の仕事が気に入ってるよ。ほとんど家で仕事をするし、自分の出張も自分で決める。最近ライバル会社から20%上乗せで働かないかと持ちかけられた。
●フリーランスの映像制作をしている。顧客のためにビデオ編集をしたり、動画のグラフィックを作ったりする。顧客のほとんどは広告代理店。そのほか制作会社から仕事も引き受ける。ニューヨークで働いていて年収10万ドルで快適に生活している。2008年に大きなオフィスを持って6人を雇い、年間の売上げは40万ドルあったが景気がその後後退した。
もっと稼ぎたいなら働いていない50%の部分で客を増やすことも出来るけど、今そこまで仕事に熱意がない。ちなみに大学の資格もなければ、正式にトレーニングも受けていない。違法に手に入れたAdobeのアプリで独学して、自分で自分を売り込んだ。長い間営業畑にいたのでそれも難しくはなかった。
●管制塔で働いている。
●うちの父親は10万ドル以上稼いでいる。10年前に自分の会社を作り、今でもワンマンでやっている。彼はトラクター、クレーン、戦闘車両や戦車などのために、いろんな種類のジョイスティック、カメラ、センサーを売っている。
仕事は簡単そうでストレスも高くなさそうだが、欠点と言えば、いつでも客先と連絡をつけられる状態でなくてはいけないので、休暇が取れない。
●データベース管理をしている。オラクルとDB2を使って、チューニング、バックアップ、リカバリ、データウェアハウスのデザインが仕事に含まれる。
●馬専門の獣医。これより良い仕事がない。獣医の中で一番トラブルが少ない。一般的に馬のオーナーは平均的な犬や猫のオーナーのように馬鹿ではない。「うちの猫がこの45ポンド(重さ)バッグのエサを食べないんです」みたいなことは馬のオーナーにはない。もちろん困ったことを言う場合もあるが、少なくとも馬を飼う前に馬のことを知ってから飼う。
●Amazonでプログラマーをしている。(カナダ、トロント)
●ここでちょっと言わせて欲しいが、給料は地理的な位置と相対的な関係にある。たとえばアメリカなら小さな都市の年収7万ドルはマンハッタンの10万ドルより多い。小さな都市では家賃が月に500〜800ドルですむが、マンハッタンだと2000ドルとかだ。小さな都市から大きな都市に引っ越す場合は同様の生活を維持するために12万ドル以上稼がなくてはいけないことになる。
●↑マンハッタンに2000ドルの家賃で住めたら、それはすごいお得だよ。
●投資銀行で資産分析をしている。年収35〜40万ドルだ。
●看護師をしているわ。25歳で9万1000ドルの年収。非課税の3万ドルが毎年ローン免除されるので実質10万ドル以上と考えてもいいと思う。
●年収50〜100万ドル。1日に何時間、1年に何日働くかによる。歯医者をしている。ちなみにその額は自分が持ってかえる金額で、クリニックは総収入150万ドルである。
●化学工学のPhD学位を持っている。部門にもよるが雇用された最初の数年で10万ドルは保証される。研究へ進むなら、テニュアと言われる終身雇用資格を手に入れると、なんとかなる。
●うちの父はガソリンスタンドをしていて、年収20万ドル以上ある。自分たちはインド人で、その通りカレーを食べている。
スタンドは4つあり、1つは25%所有により月に5000ドル(仕事なし)、もうひとつは33%所有で月に7000ドル(仕事なし)、その他の2つは66%所有して週に7日朝晩汗水たらして働いていて、それは月に売上げ2万ドル。ところでガソリンで利益を出すわけではなく、コンビニのほうで利益が出る。
●武道を教えている。4歳のときからしていて現在28歳。学校を運営している。学校のオーナーではないが基本給と学校の利益により手当がつく。大学ではビジネス経営について勉強したが中退した。同じ会社にもう11年働いている。去年の収入は10万3000ドルだったが学位なしでは悪くないと思う。
●麻酔医。借金(32万5000ドル)がすごくて最初の9年は投資出来なかった。現在年収30万ドルで自分の仕事を気に入ってる。
●オーケストラの指揮者。コンサートのためにいろんなところへの移動が多い。昨年だけでモスクワ、プラハ、ロンドン、ワシントンDC、ウィーン、ザルツブルグ、サンフランシスコに行った。
●ジンバブエのホームレス。
●↑それはインフレで違うドルだろ。
●基本給は12万ドル。残業などで13万ドル近いかな。薬剤師。6年の大学で給料が最初から良い。
●ウェブ・ソフトウェア開発。チームを動かしていろんな製品を作ったが、もう10年やっている。駆け引きにヘドが出そうで退屈である。資格なし、高校を中退しかけ。独学。オーストラリア在住。
●Googleでソフトウェア開発。
●ワードプレスのテーマを作って売っている。
●南フロリダでBPと3つのエクソンのガソリンスタンドを経営している。評価は良いものではない。スタンドで一日中働いていて、ビジネスそのものが不安定なので敬意は払われない。1度女性が従業員(大学生)の前で、自分の子供に「ちゃんと大学に行かないと、あんな風になるわよ」と我々のことを言った。自分は大学では生物学を取っていたが、薬学に進むより石油を取って27〜30万ドルの年収がある。いわゆる尊敬&プロのキャリアをお金とトレードしたんだが、時々後悔もする。
●ストリッパー。働く量によるけれど7万5000ドルから12万ドルくらいの収入。どの週に働くかということと、どこで働くかは自分で選べる。仕事は夜の8〜9時から、2〜3時まで。
●養蜂をしている。すごい大変な仕事で時々面倒を起こすが、それでも毎朝ハチに会いに行くのが楽しみである。
●弁護士。上位1%という成績で卒業した。だがここのみんなの中で一番時給は少ない。去年だけで3100時間はオフィスで時間を過ごした。スクールランクの15〜75位くらいの東海岸の大学に行ったが12万ドルの借金もある。ロースクールには行くべきではない。
●AmazonとeBayで物を売っている。まだ始めて1年足らずだけど毎週稼ぎが増えている。この計算だと52週目に利益が10万ドルになる。売上げは20万ドルくらい。昔の悪い散財で借金だらけでなければもっと楽だったろうと思う。
何を売っているかは言わないが、もともと自分の趣味で始めた。自分が買おうとして探したらAmazonでもeBayでも売っていないことに気付いたのがきっかけ。何か始めたい人は売ってないものを売り始めると良い。
日本との違いを感じる職種や転職事情もありますが、誰もが収入を増やせるチャンスがあることや、いろんな職業のことやちょっとした含蓄のある話が散りばめられていて、なかなか興味深いものがあります。
市場の隙を突くというのもチャンスを広げる一番の手のようですね。
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