「信じられる?この絵がたったひとつの部屋だってことを」
ちょっと変わった絵があると評判を呼んでいます。
一見すると男性の肖像画のようなのですが、実はたったひとつの部屋を映しだしているだけ、というものです。
言葉で説明されても何が何だかわからないと思うので、まずはその絵をご覧下さい。
いったいこれは……!? どう見るのが正しいのでしょうか。
大きな1枚の絵に見えるこの作品は、そこら中にいろんなモノが置かれたひとつの部屋なのです。
一種の3Dアートなのですが、顔と認識したとたん、床のモノが見えなくなるかもしれません。
説明を先に聞いていてさえも、だまし絵のように脳が混乱を起こしてしまいます。
どんなものが部屋に並べてあるのか、わかりやすく拡大してみると……。
一部分だけ見ると、衣類やら棒やらが所せましと、でたらめに置いてあるだけのように見えます。
こちらのサイトには、実際にモノが置かれていく過程のアニメGifがあります。
映像は以下よりどうぞ。
Making of de l'installation de Bernard Pras - YouTube
改めて見ると、脳が認識していたよりも奥行きがあり、かなりたくさんのモノが置かれているのがわかるのではないでしょうか。
This picture, is an entire room full of objects