外国人「北京の昼間はこれくらいひどい」…衝撃の写真に対する海外の反応
大気汚染が深刻なことになっている中国。
「PM2.5」が関東まで飛来するなど注目されたばかりですが、北京では4月23日にも「重度の汚染」を記録し、中国当局が健康被害の恐れがあるとして、戸外での活動を控えるよう呼び掛けています。
欧米サイトでも、現地の外国人が「北京の昼間はこれくらいひどい」と写真を公開し、驚かれていました。
掲示板の反応と共にご紹介します。
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ほとんど見えないビル……。
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微小粒子状物質「PM2.5」の数値。
こちらは1月末に撮った写真だそうですが、4月23日にも35カ所の観測所のうち33カ所で250マイクログラムを越えたとのこと。(日本の環境基準は平均35マイクログラム)
参照:
0〜 50 ⇒ 状態良好
51〜100 ⇒ 軽微の汚染 屋外活動はできるだけ控えましょう。
101〜150 ⇒ 心臓や肺疾患者、高齢者、子どもは長時間の屋外活動は控えましょう。
151〜200 ⇒ 長時間の屋外活動を控えましょう。
201〜300 ⇒ 中度の汚染 屋外活動は中止しましょう。
300以上 ⇒ 重度の汚染 人体に影響が出るレベルの汚染状況なので屋外活動はNG
(PM2.5 中国・北京の大気汚染のリアルタイム数値)
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天安門広場では、なんと400オーバー。
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昼間だというのに太陽が月のような状態に。
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外を出歩くなと言われても、そうはいかないわけで……。
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子供たちも。
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その前に精神的にやられてしまいそうではあります。
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この中をいったいどう生活しろと言うのでしょう。
この中国の現状に対する、海外サイトの反応をご紹介します。
●ここから発生するであろうガンがどうなるのか、もう想像もつかない。
●もう民主主義はあきらめて、ガンをゲットしよう。
●これって毎日こんな様子なの?
●幸運にもそうではない。最近の8日分だ。
●すごくひどくて、日本にまで影響が出ているらしいよ。あまりひどいので公害から守るためのテクノロジーを中国とシェアするようだ。
●毎日生活するには鬱すぎる。
●何か世界の終わりのようだ。
●中国に行ったときに北京に行った。2時間ほど外出してからホテルに戻って鼻をかんだ。すると真っ黒なものが出てきた。
●自分は北京から北へ30分行ったところに住んでいて、今日は病欠で休んだよ。みんな天気のことより公害インデックスのほうを見ている。
●新しい中国へ。
●少しポジティブな点も言っておくと、きっとレーザーポインタで遊ぶのが楽しくなる。
●中国で2年暮らして、夏休みにアメリカへ帰国したときに呼吸器のテストをしたら、喫煙者と同じ肺の状態だと診断された。
●タバコ代をセーブしたと思おう。
●外出が安全か、毎日数値を調べてから外に出ているよ。
●公害は家の中も入るよね。
●大勢の人が家の中で空気清浄機を使っている。水道水フィルターと清浄機は中国では大きなビジネスだよ。
●エアフィルターのフィルターはどれくらい頻繁に替えるの? 5分くらいで汚れそうなんだけど。
●他の大都市ではこんな大問題がないのはなぜなんだ。ニューヨークやアトランタは大都市だがこんな風にはなってない。
●環境を保護する法律の問題だな。
●フェイスマスクなんて効果なさそうだ。 ガスマスクがいる。
これだけひどいことになっている北京ですが、なんと中国内の大気汚染ランク(主要74都市の1〜3月)では17位だというから恐ろしい話です。ワースト3は、河北省の唐山、石家荘、陝西省西安。
(参照:YOMIURI ONLINE)
Wanna know how bad things are in Beijing? This ain't fog, and this is middle of the day.