「飛べた!走れた!」難病の少年の夢をかなえた粋な撮影プロジェクト
12歳のルカ君は、筋ジストロフィー(少しずつ筋肉の力が弱くなり筋肉がやせていく遺伝性の難病)のため、現在は指を動かすのがやっとだそうです。
そんなルカ君の夢をかなえるため、スロベニアの写真家であるマテイ・ペリハンさんが、粋な写真プロジェクトを思いつきました。
上から撮影することで、飛んだり泳いだりを実現した、想像力あふれる写真をご覧ください。
1.
「手を使って絵を描いてみたい」
2.
「自分の足で歩いてみたい」
3.
「階段を登りたい」
4.
「スケートボードで颯爽とすべってみたい」
5.
「風船につかまって空を飛んでみたい」
6.
「全身でダンスを踊ってみたい」
7.
「バスケでシュートを決めたい」
普段何でもない日常と思っているような事でも、12歳のルカ君にとっては手の届かない夢なのだと気付かされます。
iPS細胞から筋ジストロフィー治療に進展があったというニュースが報じられたばかりですが、彼が大人になるまでに医療が進歩してくれれば、と願うばかりです。(筋ジストロフィー患者からiPS細胞、新薬開発へ道:日本経済新聞)
A Disabled 12 Year Old Boy Gets a Chance to Run and Fly (8 pics) - Izismile.com