全米が震撼…ダルビッシュの三振動画がありえないことになってると海外で話題に
今シーズンは、初戦であと1人のところで完全試合を逃すも、5試合を投げて早くも4勝を挙げるなど絶好調のダルビッシュ投手(テキサス・レンジャーズ)。
今のところ奪三振数も全米1位となってますが、そんな彼がエンゼルス戦で投げた5球種を合成して重ねた映像が「驚異的」だと、アメリカのメディアで報じられ、大きな話題を呼んでいました。
海外掲示板の反応と共にご紹介します。
i3SXAH4AAxtWS.gif (GIF 画像, 450x356 px)
上の画像はアニメgifですが、サイズが大きいのでなかなか動き出さないと言う人は、以下のyoutube版をご覧ください。
All of Yu Darvish's pitches at once VS Albert Pujols - YouTube
何がすごいって、5球種を投げ分けているフォームとリリースポイント(ボールを離す場所)がほぼ同じなのです!
このわかりやすい映像に、アメリカのスポーツメディアが驚きと共に称賛していました。
(Fan-freaking-tastic: all of Yu Darvish’s pitches at once)
これではバッターも、どんな球がくるのか読めず、面白いように三振を取られてしまうわけですね。
ちなみにこの手玉に取られている相手バッターはエンゼルスの主砲プホルスで、現在最も怖い打者の一人と言われているだけに、よけいにダルビッシュのすばらしさが浮き彫りになっているようです。
海外掲示板のコメントを抜粋してご紹介します。
●これはすごいな!もっとこういうのが見たい。
●なんという男だ……。
●(投稿者)このアニメgifをどうにか合成するのに2時間くらいかかったので公開することにした。独特な方法でいろんな投球を合わせる実験だ。自分が使ったのが、昨晩の試合の5つの投球で時速97マイル(156km)の直球(4シーム)、96マイルの直球(2シーム)、85マイル(137km)のスライダー、別の握り方でより縦に落ちる78マイル(126km)のスライダー、そして64マイル(103km)のスローカーブだ。
さらに彼はカットボール、フォーク、チェンジアップも頻繁に投げるが、それらを混ぜると汚くなると思った。出来るだけ同じ位置から始めている投球を利用するようにした。
●ふむ、ダルビッシュが5つもボールを投げているのに、プホルズは1つも打てないんだな。
●彼のカーブはずるいほどだな!
●今まで見たアニメgifで1番すごいよ。
●ダルビッシュの武器をわかりやすくした素晴らしい仕事だ。よくやった。
●自分はパブロ・サンドバルのスイングでこれが見たいが、きっとタランチュラみたいな映像になるんだろうな。
●とにかく全部腕のアングルがいっしょなのがすげー!
●尋常じゃないな。投げ終るまで全くわからないね。
●リリースポイントにわずか数センチの違いしかない。この男のスキルはすさまじいぞ。
●自分もちょうど3つの球種について腕のアングルの話をしていたところなんだが、ほぼ完全に同じなんだ。他のスレッドでも話をしたが、ここでももう一回言う。
どうやってこんな男の投球を打つんだよ。ボールが完全に手から離れるまで何が来るかわからないってことなんだ。156kmの直球がきたら何もわからないままワンストライクだ。相手の投手によっては、得意なボールが来るまで待つ方法もあるが、ダルビッシュは最低でも5つは全く違う球種を投げられる。そしてどの球種も驚異的だ。
映像を見て自分が出した結論は、この男はしばらく対戦相手を踏みつぶせるね。彼がサイヤング賞(その年最も活躍した投手の賞)をとっても驚かない。
●まるで異世界にいる。プホルスがバカみたいに見えてしまうよ。
●これはきっとマリオ・オールスターズ・スペシャル・ピッチングなんだ。分裂するクラスターボールで、1つだけが本物のボールに違いない。
ダルビッシュ投手と言えば、2009年の日本シリーズで人さし指を疲労骨折していたにもかかわらず、投球フォームを大幅に変えて巨人打線を抑えていたというエピソードがありますが、メジャーの舞台でも並大抵ではないようです。
今後の活躍が楽しみですね。
All of Darvish's primary pitches... at once.
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