奇跡の一瞬と称賛「サーフィン中のチューブ」と題された写真
経験のないスポーツだと、どう見えるのか、どんな感触なのか、なかなか実感しにくいものです。
現代ではその様子をカメラに収めることができるようになりました。
海外掲示板で心奪われると称賛されていた「サーフィン中のチューブ」と題された写真をご覧ください。
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これはもう言葉にできない瞬間ですね。
サーファーの息づかいや波の音まで伝わってくるほどです。
チューブというのはサーフィン用語で、この写真のように波が巻いている状態を指すそうで、まさにその中にいる一瞬をとらえた画像です。
この美しい写真にいろいろなコメントが集まっていました。
●サーフィンをしたことがない人に言うけど、これは世界で最高のフィーリングだ。この水に囲まれたときに自由だと感じられるんだ。まるで何も存在しないように。音もすごくて空洞を抜けるシューっという音がして、その中を通り抜けると、いきなり現実に戻ったような感じなんだ。自分にとっては他の何とも比べられない。
●嫉妬するよ。サーフィンは自分がやったことがないものの中で、ものすごくやりたいものだ。
●自分はバランスをとるのがすごい苦手で、サーフィンなんか出来そうにないけど、でもしてみたい……。
●ハワイのショアブレイク(波打ち際で崩れる波のこと)で、ボディボーディング(短いウレタン製のボードで腹ばいになって波に乗ること)でもするのでなけりゃ、実際はちょっと違ったエンディングになる。
エンディングはこのすばらしい空洞のシューっという音から抜け出たところから始まるんだが、するとすぐ静寂がやってくる。そして完全に水の屋根に囲まれる、するといきなりこれがどんどん小さくなって、しまいに目も開けてられなくなる。
急に表面に押し出されるが波は砕け切ってなくて、上に浮かんだ途端、下に叩きつけられる。吸い込まれ、押され、よじられ、もてあそばれ、左右にも上下にも、これこそ拷問されてると思うほどだ。
砂の上に横たわりながら何ガロンもの水を体に叩きつけられて動けないんだ。次第に落ち着いてくると、ただ「何てすげぇーんだ」と思うんだ。
●↑それを洗濯機って呼ばないか?
●この写真を見て、もし海がジェリーみたいな材質で歩けるくらい不浸透性があったら、どうなんだろうと思わせた。
●ここ最近で見た写真の中で一番カッコいい。
●その水の量に恐怖を感じるよ。
●たぶん自分だけかもしれないが、なんかすごい巨大な何かが、彼の下を泳いでいるような気がしてならない。
●サーフィンのことは何も知らないので尋ねるけど、この男性はどうなったの? この波に乗ってトンネルを無事にくぐり抜けるのか、波に打たれるのかどっち?
●この男性はケリー・スレイターと言って、世界チャンピオンに11回もなった偉大なサーファーだ。彼は思いのままにチューブを操る。
サーフィンをしたことのない人のほうが多いと思いますが、こういうアングルをカメラワークがとらえて一般にも見られるようになったことはすごいですね。
それにしても圧巻な波の瞬間ではあります。