「マラソンをしていて、これほど悔しくなることはない!」同情したくなる写真
スポーツは体を動かすだけでも意義がありますが、負けず嫌いな人なら「やはり勝つとうれしい」「やるからには勝ちたい」となるものです。
そのためコツコツと練習にはげんだり、道具にこだわった上で本番に挑むのですが、自分より力のある人が相手だと簡単に負けてしまいます。
「マラソンをしていて、これほど悔しいことはない」という、わかりやすい例がありましたので写真をご覧ください。
5kmマラソンを走っていて最悪の瞬間は……
明らかに「準備してません」という格好のヤツに追い抜かされていくとき。
そして、それよりさらにひどい瞬間は……
ジーパンの格好に抜かされるだけでなく、「ジーンズのオーバーオールの格好」にまで抜かされていくとき。
激しいスポーツをする格好すら整っていない人にあっさり抜かれていくのは、情けない気持ちになってしまいますよね。
この厳しい現実をどう受け止めればいいのでしょうか。
海外掲示板に、いろんな意見が出ていました。
●オレの初めての5kmマラソンは、半分くらいのところで足が止まり、歩き始めようとしていた。すごく疲れてしまい、休憩したかった。
すると後ろから全身ペンギンのコスチュームを着ているヤツがやってきた。オレを抜かそうとしたところで、ペンギン着ぐるみの男なんかに抜かされないぞと決めた。そこから走るのをやめなかった。絶対に抜かさせなかった。終わったときには死ぬかと思った。だが価値はあった。クソペンギンめ。
●自分は5kmを18分以下で走ることができるけど、もうこれからみんなのモチベーションを高めるため、着ぐるみで走ろうかと思う。
●↑かたつむりかナマケモノにしよう。
●↑あるいはカメか。
●↑あるいはアメリカの郵便システムか。
●6月の5kmマラソンで、大学生相手にアーミッシュ(ドイツ系移民の文明の利器に頼らない宗教集団)の男が、全身デニム姿で勝利していたのを見たことがある。
●↑それは驚きではないな。人間の暮らしからテクノロジーを取り去ったら、いかに身体を動かさなくちゃいけないか思い知る。
●↑でも父親を追い抜かそうとする若者が、どんなに速く走れるかってのにも驚くよ。
●↑20歳の90%が全く運動がダメなことにも驚くよ。
●ちなみに自分は25歳でスリム体型だけど、1日中デスクに座る仕事で、1kmでさえめまいがすると思う。
●自分は趣味で何度も走っているけど、いつもホットドッグの衣装を着たコスプレイヤーに抜かされてる。
●そんなのはマシな方だよ。自分は1度ジャグリングをしている男に抜かされた。今まで1番やる気をなくさせる経験だった。
●きっと彼が速いのは、バスに乗り遅れないように走ってるからだ。
●↑ゼッケンつけてかい?
●「あ、すみません、ここを通らないでください。5kmマラソン中ですから」
「でもこっちがバス停の方向なんです」
「ゼッケンを付けて走るか、違う道を通って下さい」
「ため息……」
●初めてショート・トライアスロン(スイム1.5km・バイク40km・ラン10km)をしたときのことを思い出すよ。全く準備をしていなくて緊張しまくっていた。最後のランの段階でほとんど走り歩きの状態になり、かなり歳のいった男性に振り向かれて「お前は80歳に抜かされているんだぞ」と言われた。先にレースを終えた友達が自分を励ますために戻ってきたので、さっきのおじいさんをまた抜いた。するとこのおじいさんがまた追いついてきて、「なるほど、年寄りを抜かすのに2人必要なのだな」と言った。楽しい時代だった。
●Tシャツの背中に書かれている内容。
・50歳
・肥満
・糖尿病
・でもおまえの前にいる
こうしたユーモアのある挑発は、下手な激励以上に効果がありそうです。
悔しさは人を自発的に頑張らせる原動力ともなるのですね。
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