「ドイツのATMを見て思わす笑ってしまった…」という写真
今、欧米で話題になっているのが、アメリカのNSA(国家安全保障局)による同盟国に対しての盗聴行為が発覚したニュース。
先日、ドイツがナンバー1の監視対象国だったことが明らかにされましたが、非難の声は出ているものの、今のところヨーロッパ各国では大人の対応をしているようです。
(参照:アメリカがドイツや日本に対してもスパイ行為をしていたことへの海外の反応)
さて、そんなドイツで「ちょっとクスッとなるATMを見つけた」と写真が投稿されいました。
ぱっと見る限り、普通にATMの数字を打ちこむ入力端末ですが……。
その右には「覗きません、約束します」という、オバマ大統領の写真が貼られています。
思わずクスッとなるものの、あまり冗談となっていないこの内容に、海外掲示板ではどんな反応をしているのか見てみました。
●「ダンケ(ドイツ語のThank you)、オバマ」
●昨今のオバマに対するヨーロッパの意見を、数字で見たいものだな。最近はあまり愛されてなさそうだし。
●ドイツ人としてオバマのせいにはしてないね。アメリカ全体の政治形態とNSA(国家安全保障局)だね。彼は単なる一政治家にすぎない。
●↑言いかえればひどい会社の顔ってこと?
●それが「オバマの概念」と思うべきでもいないね。ブッシュ大統領ではないというだけでノーベル平和賞をもらったが、言いかえれば同じケツの、もう片側のケツだ。
●スウェーデンからだが、オバマはそこまで愛されキャラとは思ってなかったけど、悪意が少なそうという理由でオバマが当選してみんな喜んだんだろう。情報監視のことについては、共和党の大統領や他の国だってもっと敬意を払うようなことをしていたとは言い難い。数年前、スウェーデンではアメリカにスウェーデンの市民を監視することを許可したことがわかり、それに関してはアメリカの政府だけでなく、自分の政府も非難を浴びるべきだ。
●きっとNSAでは世界中の暗証番号をすでに知ってるよ。
●広告って、ドイツでは英語で表示されるの?
●↑ほとんどはドイツ語だが、英語のものもあるよ。ヨーロッパでは結構英語を理解されているからね。
●結局このNSAの情報監視の件で、オバマ大統領は何か言及したんだっけ?
●個人的に聞いてみないとわからないが、あまり大きなこととは考えていないようだ。
●↑早く聞いてきれくれ。
昔の冷戦状態であったときなら、大きな戦争になりかねない内容ですが、思ったより落ち着いたヨーロッパの対応ではありました。
たまたまアメリカが発覚しただけであって、どこの国でも多かれ少なかれ裏では何しらの情報戦や盗聴行為をしているのだろうと、みなされているようです。