「何が起きたというの!?」家も車も真っ赤に染まった不運なトラブルの正体とは…
こちらの白い車、赤ペンキかケチャップでもぶっかけられたようなことになっています。
車どころか家まで真っ赤に染まってしまったそうですが、もちろん好きでやったことではなく、あるトラブルに巻き込まれてしまった結果だそうです。
アメリカ西部のアイダホ州での出来事だそうですが、いったい何が起きたというのでしょうか……。
車の後ろまでびっしり。
さらに家までが余すところなく赤く染め上げられています。いったいどんなトラブルが起これば、こんなことが可能なの?
郵便ポストのように染まった設備。
収納ケースも真っ赤。
別の車も赤くなっています。
さてさて、ではこの赤い液体の答え合わせといきましょう。
その正体は山火事対策の防火剤。(写真はカリフォルニアで消火活動を行なうC-130 - Wikipedia)
それを輸送機が散布した結果、通り道にあったこの家が直撃をくらってしまったとのことです。(場所はアイダホ州のボイシ市付近)
防火剤が赤いのは散布した地点を判別しやすいように、あえて酸化鉄を加えて着色してあるとのこと。毒性などは無く、植物の肥料になるそうです。
近年、カリフォルニアを始めとしたアメリカ西部では広範囲な山火事が頻発してるだけに、こうしたトラブルも起きやすくなっているようです。
カリフォルニアで飛行機が赤い防火剤を散布している様子は、こちらのサイトで確認できます。