「レストランで200ドル(2万円)のチップを渡してみたら、こんなに喜ばれた…」海外の反応
アメリカの飲食店のウェイター・ウェイトレスは、チップが収入源に含まれているので、客がチップをくれないと食べていけない低い時給設定になっています。
通常チップは支払う料金の10〜20%くらいが目安ですが、「もし200ドル(約2万円)をチップとして支払ったら、どうなるかな?」と試してみたそうです。
喜ぶリアクションの映像と、海外掲示板の反応をご覧ください。
Tipping Servers $200 - YouTube
左の男性が仕掛け人の客。
ウェイトレスやウェイターに、「今まで一番多くもらったチップはいくら?」と尋ねると、50ドルや100ドルの答えが返ってきます。
そこで彼はテーブルに、「僕が新記録だね、アンドリュー(200ドル)」とメモをチップに添えて店を出ます。
それを見て大感激のウェイトレス。
なんと店を出て抱きつく喜びよう。
こちらのウェイターは投げキッス。
年配のウェイトレスもありがとうの握手。
こんなに高額のチップをもらうということがないだけに、その喜びぶりや感動ぶりが伝わってきますね。
この映像を見て、海外掲示板には多くのコメントが寄せられていました。
●これを見て、どこかで読んだ話を思い出したよ。フランク・シナトラがスワンキーホテルに泊まっていたときのこと。
ベルボーイにたいそう大きなチップを渡して、「こんな大きな額のチップはもらったことがないだろう」と言ったそうだ。するとベルボーイは「過去にもこんな大きな額のチップをもらったことがあります」と答えた。ちょっと驚いてシナトラは、「いったい誰がこんな大きなチップをくれたのかね?」と聞き返した。するとベルボーイはこう答えた。「あなたです。去年」
●ほらね、やっぱりお金で幸せは買えるんだ。
●↑自分はどっちかっていうと不幸を止められると考えたい。
●調理場の者がこれを知ると、あまりうれしくないと思う。
●↑アメリカでは調理場の人間はチップをもらえないのかい? 自分が働く場所、少なくともスウェーデンではキッチンにいる者と給仕する者で、公平に分けている。誰かが200ドルを得たらみんなで分けてるよ。
●↑自分が知る限り、調理場はチップをもらわない。だが最低賃金を必ずもらえることになっている。給仕をする人間は時給2.13ドル(約200円)+チップで最低賃金に届くように設定されてるんだ。
●2.13ドル……クレイジーだ。
●わお、2.13ドル!? それは1.59ユーロだが、自分のベルギーでは一番低いときで時給10ユーロもらって、さらにチップももらっていたよ。2.13ドルとか、なんてぼったくりなんだ。
●金持ちがこういうのをもっとやってくれたらいいのに。
●↑ちなみに金持ちになるのに、こういうことをやってたら金持ちになれない。
●お金で幸せは買えないというのが、この時点で反証された。
●自分がシェフとして働いていたとき、50ポンド(約8000円)より大きなチップは会社に渡さなければいけなかった。
●やっぱり賃金は低いんだなと思って見てた。確かに200ドルは大きな金額だが、女性を見てるとまるで宝くじにでも当たったようなリアクションだ。
●見ていてよかったと思うと同時に、ちょっと悲しく思うのは、これらのお金がまるで神の贈り物のように彼らが言うところ。みんながもっとまともなお給料になるほうがよっぽど良い。
●長いこと給仕をしている自分が言うけど、こういうのは本当に幸せを運んでくれる。200ドルなんて額を受け取ったことはないけど、100ドルのチップをもらったことがある。とにかくすごいことなんだ。他の客と同じように扱ったのに、くれたということも。
たとえそれが瞬間でも、そして理由がお金でも、人が喜んでいるところを見るのは悪い気がしませんね。
チップを見込んで給料が低く抑えられているというのは、日本ではなかなか実感しにくい文化かもしれません。
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