感心されていたイギリスの「混乱しないエスカレーター」の表示
駅などのエスカレーターでは、片側を空けて事実上の歩行レーンとなっていることが多いですが、元々はロンドンやニューヨークで普及した文化だそうです。
関東と関西で左右の文化が異なるように、海外でも左右の違いで混乱を招くことがあるようです。
そんな中、イギリスにあるエスカレーターの表示が素晴らしいと感心されていたので、ご紹介します。
おお、わかりやすい。
足もとに直に書かれていることで、右側なのか左側なのかがひと目でわかります。
海外掲示板には、急ぎたい人と一歩も動きたくない人をうまく仕分ける方法であると、感心の声が出ていました。
●今日の3時53分に、3時55分発の電車に乗ろうとしていた。ところがエスカレーターでカップルが前にいて進めない。うしろであわただしくして「すみません」と言うが、明らかにそのカップルは自分を無視。やっと下までついたあときに猛ダッシュで閉まるドアにぎりぎり乗った。こんな小さなことでここまでイライラしたことはない。
●一度かなり長い地下鉄のエスカレーターを利用しているとき、2人の女性に「すみません」と言った。彼らはすぐに空けてくれたが、ひとりが「歩きたいなら階段を使うべき」と言った。彼女の顔をパンチしたくなった。
●これが理由で東京が好きなんだ。みんなどっちに立ったらいいのかちゃんとわかってる。間違ったほうに立ってるやつなんか見たことがない。
●これはいいアイデアだよ、これが必要な人が時々いるんだよ。
●これはどこなんだろう。
●↑イギリスのニューキャッスルだね。
●オランダ・アムステルダムでは最初の1人が止まると全てのシステムが崩れる。
●「ちっ」とか大きくちゃんと言ってるかい?
●右側は明らかにジャンプする側だな。
●オーストラリアにもあるけど、これとは反対だよ。
●「これは違うんだよ。間違ってるんだよ、右側は立ち止まるところ、左側は荷物。そしてエスカレーターを降りたとこで止まって地図を開くんだよ。後ろから人は来ないからね」
観光者たちめ。
●このエスカレーターに足を描いた人は、階段の数が奇数だとイラッとなると思う。
●ちょっとこういうのを高速道路にも描いてほしいなぁ。
自然発生的に生まれたマナーやルールだと、どうしても周知に限界があるので、このように明示されていると迷わずに済みますね。
ちなみに日本の鉄道各社は安全面から歩行禁止を呼び掛けており、立ち止まって利用するのが正しいとのことです。