消防署が燃えて消防士ら茫然…自分たちの建物は救えなかった
火災が起きたら消火するのが消防士の仕事ですが、不幸にも消しとめる前に燃えつきしまうこともあります。
そんな悲劇が、なんとドイツの消防署で起こりました。
消防士たちは自分たちのビルが、ただ炎上していく様を見ているだけだったそうです。
ドイツのノルトライン=ヴェストファーレン州の消防局で、週末の朝方2時40分に出火したそうです。近所の人が見つけて直ぐに通報しました。
ところが自治体の消防士たちが到着したころには建物は炎に包まれており、中に入ることは不可能だったそうです。
なんとか外から火力を制御しようと試みたものの、70人の消防士たちが見ている前で、まだ築5年だった建物は完全に破壊されてしまい、ボート1そうと、消防車6台が破損したとのことです。
被害総額は500万ユーロ(約6.6億円)と見積もられているものの、幸いケガ人はありませんでした。
ある意味、もっとも火災からは安全と思われていた消防署が燃えてしまったことに、ショックは隠せないようです。
これから乾燥する時期ですので、火の元には気を付けましょう。
Firefighters failed to battle blaze in own building