圧倒的没入感がヤバイ…!もはやゲームの域を超えた感情体験が新しい「BEYOND: Two Souls」のクオリティが凄すぎる
本日10月17日発売のPS3タイトル「 BEYOND: Two Souls 」を一足先にプレイしてみたのですが、もう演技、CG、シナリオ、ゲーム性全てがヤバイくらいに完成度が高く、気づけば何時間も引きずり込まれる始末…!
それもそのはず、制作はあの名作「HEAVY RAIN」のQuantic Dream、そしてエレン・ペイジ、ウィレム・デフォーなどハリウッド俳優をキャストに起用、ゲームと言うより感情体験とも言える斬新すぎる設計など、もうどこから驚いていいか困る程にクオリティが高いんですよ!
この BEYOND: Two Souls は、本日10月17日に発売のPS3用タイトル。
世界でも発売前から話題が絶えず評価が高いタイトルなのですが、実際にプレイしてみるとこれホントに傑作レベルの物凄い完成度なんですよ…!
BEYOND: Two Souls|プレイステーション® オフィシャルサイト
このタイトルの主人公ジョディは、”エイデン”と呼ばれる霊体とコンタクトできる特殊な力を持った女の子。
プレイヤーは、このジョディとエイデンを操作し、その壮絶な人生を体験するのですが、またその操作性があまりにも斬新なんです。
シナリオを邪魔せず、感情体験を促す斬新で自然な操作性
プレイ画面はストーリー進行上で最小限の表示が出るのみで、スコアやステータスなどの余計な表示は一切なく、とてもシンプル。
操作は直感的になるよう実に上手く作りこまれていて、少しプレイして慣れると、気づけばドラマのように進行するストーリーに違和感なく入り込めるのが凄い…!
こうしたストーリー重視なタイトルは、やらされてる感がどうしても出てしまいがちですが、BEYOND: Two Souls
はその点とても練られていて、シーンに合わせた直感的な操作が邪魔になるどころか、むしろ盛り上げてくれます。
例えば理不尽なイジメにエイデンが反撃する時、左右のスティックを思い切り内側に倒すのですが、まるで首を絞めるかのように思わず両手に力が入りまくり…!
また少女時代のシーンのためだけに雪合戦のアクションが作りこまれていたりと、短いワンカットに凄い労力がつぎ込まれているんですよ…!
海外ドラマさながらの、作りこまれた秀逸なシナリオ
そしてやはり素晴らしいのがシナリオ!実際に6時間ほどプレイしてみたのですが、ストーリー展開は早く、まるで映画を見ているかのよう。
というか、これだけのクオリティのCGを何時間分も作るって…一体どれだけ手間暇かけてるの…!?
シナリオはジョディの様々な年代に飛びながら進行するので、最初は謎めいているのですが、様々な年代をプレイするうちに謎が明らかに…。
人と違う能力を持ち、両親にも忌み嫌われ、過酷な人生を歩むジョディ…。
あまりに切ない人生ながら、その見せ方や構成がまた実に見事で、本当は2時間くらいで一旦休憩するつもりだったのに、結局引き込まれっぱなしで6時間もぶっ続けでプレイしていました…。
もはやPS3最高レベルと言っても過言ではないCG
そしてシナリオを盛り上げるグラフィックも、クオリティがハンパない…!
やや専門的になりますが、炎や降雪、雨や光の表現が驚くほどに自然で、モーションによる衣服の破綻もほぼ見られず、どこにも手抜きの見られない作りこみに本当に圧倒されます。
特に、皮膚の質感や汗、涙などのウェット感なんてCGでは難易度が高いのですが、このうっすらとかいた汗、また泣くシーンでは涙の表現があまりにも自然すぎて、ジョディの切なすぎる境遇に…あれ、目から汗が…!
シナリオ、俳優によるモーション、そしてCGのクオリティ、自然で直感的な操作性など、全てが驚異的なクオリティで完成しているこのゲーム。
…いや、もはやゲームという枠組みを超えた、全く新しいエンタテイメントにまで昇華していて、個人的には誇張抜きで傑作レベルと言っても過言ではないですよ…!
ちなみにらばQの編集部で4人で遊んでいたのですが、ギャラリーも映画のように楽しめる上、新たに湧く謎の憶測に会話が弾んだりと、多人数で遊んでもかなり楽しめました。
ゲームやCG好きはもちろん、映画や海外ドラマ好きでもかなーり楽しめるBEYOND: Two Souls、これは文句なしにオススメですよ!
BEYOND: Two Souls|プレイステーション® オフィシャルサイト