猫の目にはこう見えていた…人間の視点とのわかりやすい比較いろいろ
猫の目に、景色はどう映っているのでしょうか。
「遠くは見えるの?」「色は?」「視野の広さは?」
夜目が利くとか、動体視力に優れることは知っていても、具体的にどんな風に見えるかは、専門家でもないと知る機会もないかと思います。
人間と猫のビジョンの違いを、分かりやすく比較した画像をご覧ください。
全体的に曇りガラスのようにかすんでいて、遠くはロクに見えません。人間が30〜60m程先までハッキリ見えるのに対し、猫は6mが限界とのことです。
左右の視野角は人間の約180度に対して、猫は約200度あるとのこと。
夜はさすが夜行性だけあって暗闇でもかなり見通せますね。薄明りの下では人間の6〜8倍の知覚ができ、リフレッシュレートも高いため小動物を捉えるのに有利だそうです。
色については、以前は犬などと同様に白黒に見えていると思われていましたが、現在の研究では赤色を知覚できないものの、ある程度のカラー知覚ができるとみられています。
猫が遠くを見つめていると感じることは多いですが、実はよく見えていなかったのですね。
A Cat’s Actual View of the World