日本だったら絶対にないと思う…教師が教室に貼った、ちょっといけないメニュー
欧米の学校には「オープンデー」や「オープンハウス」と呼ばれる、学校を保護者に開放する日があります。
どんな環境で子供たちが学習しているのかを見る機会でもあり、またそれぞれの教科の先生と話をして、子供の成績や学習態度を知ることができます。
さて、放課後に「オープンハウス」が予定されている日の授業中に、ある先生が「オープンハウス・メニュー」なるものを貼りつけていたそうです。
内容をご覧ください。
オープンハウス・メニュー
・両親に「君がいい子だ」と伝える 1ドル
・両親に「君が無遅刻でいい子だ」と伝える 2ドル
・両親に「他の生徒がみんな君みたいだったらよかったのに」と伝える 5ドル
・両親に「自分の息子が君のように育ってくれることを望んでいる」と伝える 7ドル
・両親に「ぜひ君を養子にしたい」と伝える 10ドル
ぐはっ、買収の現場がここに!
なるほど、こうしてビジネス交渉や、裏取引の何たるかを学んでいくのですね。
こういうジョークはあまり日本の保護者には通用しない気はしますが(むしろクレーム?)、こうしたユーモアを取り入れることで、先生が両親に何を話すのかドキドキしている子供の緊張をほぐしているのかもしれません。
海外掲示板の反応をご紹介します。
●中学で教えているうちの父は、生徒に向かって「オープン・ハウスに両親が来ない生徒には得点を与える」と言ってるらしい。
●↑それはきっといい学校に勤めていて、ほぼ全員の両親が来るんだろう。いいことだが先生にとっては地獄だからな。
●「あなたの息子さんはとてもいい子で、ぜひ養子にしたいと思ってます!」
「いいですよ。彼はもうあなたの養子です。ではごきげんよう」
「……なんてこった」
●↑少なくともそれで10ドルは儲かる。
●3つ目のがよくわからない。
●50セントだったら何を得られるんだい?
●この先生が、教室の諸費用に寄付を使うと信じたい。
●自分の子供が教室ではどんなにいい子かという概念を、すっかり台無しにしてくれた。
教育に熱心すぎる保護者はどこにでもいるようで、このオープンハウスは先生たちにとっても憂鬱のタネのようです。
Open house is tonight and my teacher had this the whole period.
PHP研究所
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