なんと「Google Earth」に大麻畑を発見、栽培者を逮捕
地球上のあらゆる場所を探索できる「Google Earth」ですが、なんと犯罪捜査ツールとしても活躍しました。
アメリカ・オレゴン州で大麻を違法栽培していた人物が、Google Earthの衛星写真が証拠となり、警察に逮捕されたと報じられています。
違法に大麻を栽培していたのは、カーティス・W・クロフト容疑者。
クロフト容疑者は、以前から大量の大麻栽培をしていることを自慢していたと言い、その情報を入手した警察がGoogle Earth上で怪しい個所を発見、さらに空中偵察をすることで決定的な証拠を得たようです。
Google Earthの衛星写真は年単位でしか更新されませんが、長期にわたって栽培していたことから発見に至りました。
オレゴン州では、医療用の大麻(マリファナ)の使用や栽培は認可されているものの、それ以外の目的での栽培は違法であるとのことです。
衛星写真を見る限り大麻草の識別は非常に難しく思えますが、大量の大麻畑となると判別がつくようで、過去にもウィスコンシン州やスイスでも同様の逮捕事例があります。
犯罪捜査の手法も新しい時代に突入したようです。
Google Earth narcs on an Oregonian marijuana grower