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2013年11月05日 12:32

「カナダ人の民度はすばらしい」と称賛されていた駅の改札の写真

 

カナダ人の民度00
日本は落とし物の届け出が多い国として知られていますが、そうした民度が高いとみなされている国は他にもあります。

カナダ人もお人好しと紹介されることの多い国ですが、駅の自動改札が壊れたときの写真が、「カナダ人はなんて正直なんだ」と紹介されていました。

カナダ人の民度01
切符を切る駅員もおらず、利用客が代金を改札口に置いていった結果のようです。

確かに正直者なのですが、それ以前に駅員はどこへ?

そして日本の感覚だと「へぇ」くらいの感想かもしれませんが、世界的にはこうした光景は普通ではないようです。

各国からのご意見をご紹介します。

●これがブラジルで起きたら、その壊れたマシーンごと盗まれてしまうな。

●これがメキシコならマフィアメンバーが集金を始めるよ。

●ドイツでは、地下鉄などにこうした改札はない。電車に乗る前に切符を購入してそれを認証させるだけだ。乗るのを止める物は何もない。たまに切符をチェックする人がいるが、それが頻繁に行われるわけではない。みんな普通に購入している。(もちろんシステムを悪用する者もいるだろうが、システムを変更するほど多くないということ)

●↑ただ法律の圧力があって、繰り返し違反すると刑務所に入らなければいけない。

●これがアメリカなら現金を置く人は誰もいないだろうな。もし誰かが置いたらそれを誰かが取る。

●↑あるいは無料で乗れるという人々が殺到してきて、さらに誰かが入場料を取り始めるんだ。

●↑賛同しないな。自分はボストンに住んでいたときゲートが壊れたら、みんなトークンをちゃんと置いていたよ。全員がそうとは限らない。

●↑イタリアでも誰もお金を置かない。もし誰かが置いたら駅員がまず取っていく。

●オランダだが、OVチップカードというシステムを使っている。ゲートはなくて出入りする時にカードを読みとる装置を通り抜ける。誰も乗るのを止めるたり見張る者はいないが、ときおりチェックが入る。それでバスも電車も路面電車も地下鉄もうまくいってるよ。

●カナダもそういうシステムが多くの場所で導入されているが、捕まったときの罰金は切符代よりかなり大きい。

●確かにカナダ人はそれなりに民度が高いよ。だがそこまで高いわけでもない。カナダにも犯罪や暴力や売春などがある。とても民度が高いと思われるは悪い気持ちがしないが、実際には自転車を盗まれたり、南のほうの国と大差ないような犯罪率だ。

●夏にモスクワに行ったが、切符の改札ゲートは実際はゲートではなく、単に切符を入れる柱となっている。そして切符を入れないと哀しい音楽が流れ出すんだ。

●ノルウェーも似たシステムだよ。切符をちゃんと買う理由は、捕まったら罰金が90ユーロ(約1万2千円)もするんだ。

●日本では、たまに店員がいない店があって、商品を持っていってお金は箱に入れておくところがある。

電車のシステムはヨーロッパでは割とうまくまわっているようですが、切符をちゃんと購入しているかは客のマナーを信頼しているシステムもあるようです。

こうしたところでも、ちょっとした国民性の差がうかがえるものですね。

しかしこんな風に現金だけがどんどん置かれていく地域があるというのも、穏やかなことではあるのでしょう。

Honest Canadian commuters. The workers were missing and the automatic gates were broken. This is the result.

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2. きっぷとお金ははこの箱の中へ #rail  [ 湘南S.SASAKI休日旅行人 ]   2013年11月05日 17:16
まあ、ローカル線の無人駅とか 時間帯によっては きっぷはこの箱の中へ の箱があっ
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