「ロシアに留学してる。ホームステイ先のお風呂に美味しそうなシャンプーが置いてあった」
シャンプーやリンスには、いろいろな香りがあります。フルーツや花が主流ですが海外には変わり種もあるようです。
ロシアに留学している人が、「ホストファミリーがこんな香りのシャンプーを使ってる」と紹介していました。
いったいどんなものかというと……。
えっ?
もしかしてこれは……
パン!?
ロシア語が読めないと食品関係と勘違いすること間違いなしです。スーパーでこれを見ても、とまどうことでしょう。
しかし、れっきとしたパンの香りのするシャンプーだそうで、しかもロシアでは結構当たり前にあるポピュラーな品だそうです。
製品のバリエーションが多い日本でも、さすがにパンの香りシャンプーは珍しいのではないかと。インターネットを検索したかぎりは見つけられませんでした。
他の国でも珍しいようで、海外掲示板にはそういった意見が多く寄せられていました。
●パン屋で育った者としては、その魅力がわからなくもない……。
●本当にパンのにおいがするの?
●↑(本人)実際にパンのにおいがするよ。パン屋の周りでするような香りだよ。
●自分ならそのにおいに惹かれる。
●イタリアからだけど、このシャンプーはどこで売ってるの?
●↑ロシアまで行けばいいだけ。
●↑ここのサイトかも。
●ロシアには変わったものがいっぱいだ。一度、黒パン・ソーダってものを飲んだことがある。味はそのものだった。
●ソビエト&ロシアは、ウォッカのせいで決断の説明がかなり難しくなってきている。
●ロシア人の女性だけど、説明すると昔はよくパンとか紅茶タイプの溶剤を髪の毛に使っていた。髪を太くするためで、母と私の髪質をかなり変えてくれた。タンパク質とかも入っているらしいので、シャンプー会社がそういった昔の伝統を重んじて強調しているのだと思う。
●ロシア人の男性だが、たくさんの人がこういうシャンプーを使うよ。風呂の香り、サウナの香り、カバノキの香り、樫の木の香り、沼の香り、草の香りと言う風にね。昔ながらの自家製シャンプーだとそういう匂いがしたが、安いシャンプーを買うと化学薬品のにおいがしてランクが低いと思われたことから、こういうシャンプーが出てきたんだ。
●「んー、君の髪は朝食のにおいだね」
●ラトビア(ロシアの西に接するバルト三国)では、ジャガイモの香りのシャンプーを使うよ。そしてそれが男の子に人気がある。
●ヒッチコックの映画「鳥」では、きっとこういうことが起こっていたのかもしれない。
香りの好みも国によりずいぶんと異なるものですね。確かに変わっていますが、成り立ちを聞くとなるほど納得です。
パンのにおいがする女の子……うーん、やっぱり美味しそうなのでしょうか。
I'm on study exchange in Moscow. My host family uses bread-scented shampoo.