「オーストラリアの人口分布って、ここまで偏ってるの?」驚かれていた地図
日本が狭く感じるのは、国土の3分の2を山林が占め、居住に適した平野部に人口が集中していることが大きな要因と言えます。
人口比率でいうとオーストラリアはさらに顕著で、人間の住む地域はかなり偏っています。
「オーストラリアの人口分布はここまで偏っていたのか」と、驚かれていた地図をご覧ください。
地図の大半を占めている黄色い部分。なんとこの中にはオーストラリア全人口の2%しか住んでいないのです。
圧倒的多数である98%は沿岸を中心とした白い部分で暮らし、さらに92%が5大都市に集中しているそうです。
なぜこんなにも海岸まわりに人口が集中しているのでしょうか。
内陸部は砂漠が広がり、生活に水は欠かせないというのが理由です。
例外として北部の2つの先端は降水量が多いですが、あまりの暑さから住むには適していないとのことです。
ついでに、これらを後押しする地図をもうひとつ。
iPhoneの配達日マップ
・ゾーン1:9月21日
・ゾーン2:9月24〜25日
・ゾーン3:9月26〜27日
沿岸の人口密集地とそれ以外では、なんと到着日が3〜6日も違います。
ただしぽつんと真ん中に1か所、すぐ配達出来る場所があって気になりますね……。
ここはアリス・スプリングスと言う人口2万8千人の都市で、周囲数百キロを砂漠に囲まれていますが観光地として人気で、各都市から航空便があるとのことです。
さて、これだけ住むところが限定していたら、オーストラリアと言えどそれほど広いとは言えないのでは?と思うところかもしれませんが、それは大きな誤解です。
アメリカと重ねた地図がこちら。
総人口2200万人と少ない上に、そもそもの規模がけた違いですね。
日本の土地事情と比較すると、やはりうらやましい限りです。
Only 2 percent of the Australian population lives in the yellow area