「お金では買えない、自分だけの持ち物はある?」 それぞれの宝物いろいろ
何でも入手しやすい世の中になりましたが、お金で買えないものだってごまんとあります。
「自分しか持っていないもので、もう手に入れることは出来ないものはありますか?」という海外掲示板の投稿に、多くの回答が寄せられていました。
その中から興味深かったものをご紹介します。
●父は2008年に離婚したとき、これを私たち4人姉妹にデザインしてくれた。
4分の1ずつ結婚指輪を混ぜて、ハートの後ろに花を付けたもの。花の中にはそれぞれの誕生石が埋め込まれ、「逆境から良いことが生まれる」と言う意味を持っている。全員が持ってたけれど、今では私だけとなってしまった。
●子供の頃、おもちゃの道路清掃車が欲しかったけど、どのメーカーもそうしたモデルを売ってなかった。そこで父親が古いトンカ・トラックに電池のモーター、そしてプラスチックのディスクを使って、ちゃんと機能する清掃車を作ってくれた。それをもらったとき、うちの通りで一番幸せな子供になった。
●陸軍の爆発物処理班に所属したことがある。簡易爆発装置として使われていた地雷を不活性化させて、コップにした。今ではお気に入りの持ち物だ。
●死刑囚の靴下の糸で作られた十字架を持っている。父親がフォルサム(カリフォルニア州刑務所の所在地)に7年勤めていて、プレゼントしてもらった
●父がベトナム戦争で4回の遠征に持ち歩いたZippoのライターを持っている。
●ロンドンオリンピックで働いていた。世界で1つだけという100m走の印刷物にウサイン・ボルトのサインをしてもらった。額縁に入れてある。
●オリジナルのアート作品を持っている。一番すばらしいのは夫が隕石から作った剣。
●おじいちゃんが私のために最後に作ってくれたステンドグラス。
●赤ちゃんのときに、母方のおばあちゃんから子羊のぬいぐるみをもらった。7〜8歳のときにぼろぼろになったので、父方のおばあちゃん(今は他界)がデニムの服を作って縫い合わせてくれた。これは両方のおばあちゃんたちの良い思い出だと思っている。
●1981年にセントルイスでローリング・ストーンズがコンサートしたときのチケットの半券。AA列のシートナンバー1番。20ドルのチケットくじで当たったもの。
●自分の歯で作ったカフスボタンを持っている。
●2年前にメキシコの孤児院に行ったときに、ユアンという男の子が作ってくれたネックレス。最終日に私にひざまずくように言うと、彼は片膝をついて目と目を合わせ、英語で「僕の友達」と言ってハグをしてくれてプレゼントしてくれた。その子は両親に虐待され、4歳のときに家から逃げ出した子だった。孤児院の経営者の男性は、過去6年間、その子は誰にも親愛の情を見せたことはないと言っていた。
●アボカドの種を使って作ったミニ闘志マスク。
●15人の宇宙飛行士にサインしてもらったフットボール持っている。
ニール・アームストロングと自分の写真もあるんだ。
imgur: the simple image sharer
●日本のオリジナルのPSPで、シリアルナンバーが0999のものを持っている。
●自分が骨髄移植をしてあげた女性からもらったカード。
●彼女が亡くなる前に作ってくれた、シルバーチェインのネックレス。
●自分のじゃないけど友達がランディ・ジャクソン(アメリカの歌手)にサインしてもらった、本物の侍の刀を持っている。
●WinRARのレシート……。
●火を噴くカスタムトーチを持っている。違法で自分だけが持っている。
思い出の品や、売り物ではない品など、それぞれの大切な思い入れがあるからこその宝物。
世界でひとつと思うと特別に感じるものですね。