ロシア人「冬の日はいつもこんな感じ」他国の人「こりゃすごい……」
世界最大の面積を持つロシア。その領土はアジアにまでまたがっています。(世界総陸地との割合11.5%、2位カナダ6.7%)
ペトロパブロフスク・カムチャツキーは、日本の北東に位置するカムチャツカ半島の中心都市。
いかにも寒そうな場所ですが、「ロシアの普通の冬の日はこんな感じ」と海外サイトに紹介され、他国の人々から驚かれていました。
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冬のペトロパブロフスク・カムチャツキーは氷点下が基本で、夏でも日中の平均気温は10度前後という寒い地域。最低温度はマイナス30度を下回ることもあるそうです。
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これは雪嵐が来る前の晩。
寝る前に見た景色です。自分の車を止めた位置を覚えておかなくてはいけません。
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次の朝、起きるとこういう景色。車を掘り起しに行かねば。
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そして雪嵐のあと。建物の外に出られたらこんな写真が撮れる。
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ちなみにこれは5階建て。
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さらに1日経ってから。車は掘り起こせても道路は2メートルも上の位置。
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2日後。この時までにずいぶんと道路は通れるようになった。
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同じく2日後。この迷宮はかなりの忍耐を要する。車同士にすれ違う余裕がないので、何度も出入りしながら他の車が通り過ぎるのを待たなければいけない。
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同じく2日後。もちろん歩道もない。背中を雪に貼り付けて、車が通り過ぎるのを待つ。
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町から1時間離れた場所。大きな山がそびえたっている。
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同じく町から1時間のところ。雪の壁は最高8m。
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春の訪れ。いきなり1日で雪が解ける。
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そのとき道路が1週間ほど川となる。
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もちろん歩道はない。バスに乗るか家にいるかだ。
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バス以外の交通はない。われわれの唯一の希望なのだ。
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これはおまけ。
海外サイトには「ここに町を作ろうと誰が考えたんだ」といった意見が出ていましたが、それに対し、「ここはロシアのリゾートなんだよ」と、冗談とも本気とも取れる返答がありました。
実際にカムチャッカ半島を見にアラスカから観光客が結構訪れるようですが、アラスカの人なら慣れた環境なのかもしれません。
ただし冬の交通網が途絶えやすいので、雪の季節には観光はなかなか厳しいとのことです。
ちなみに北海道の釧路市とは港湾友好都市の関係にあります。
A normal winter day in my home town, Petropavlovsk-Kamchatsky