見えない車が見えてくる…音と体の動きだけでクルマの性能を表現する、驚異のパフォーマンス集団(動画)
白と黒の格好をした謎の集団。そこにあるのは白い箱型のイスのみ。
それ以外の情報は与えられないまま映像はスタートするのですが、ダンスとヒューマンビートボックスによって、車を運転していることが伝わってきます。
まるでそこに車があるのではと錯覚を起こしてしまう、驚異的なクオリティのパフォーマンス映像をご覧ください。
SUBARU IMPREZA 「Good performance. In one.」 - YouTube
この動画、車の運転を模したパフォーマンスなのですが、驚異的なボイスパーカッション、そしてパントマイムが実に見事!
ドライブを模した加速やコーナーの動きは、重心が低くスポーティな、かっちりとした足つきの車の印象。
なんだか乗ってないのにリアルな乗り心地が伝わってくる…スゲェ…!
とそこに、ガラの悪そうな黒服4人組の車が登場。
黒服の車が並走して仕掛けてくるものの…
黒服の車の方は足回りが悪いのか、重心が高くてロールも激しく、同じコースにもかかわらず、運転に振り回される全く対照的な動きに。
そういえば今まで言葉じゃうまく表現できなかったけど、ファミリーカーとスポーツの違いって、まさにこんな感じかも…。
このパフォーマンスは、世界的ダンスアーティスト「黄帝心仙人」がプロデュースするパフォーマンス集団「タイムマシーン」、そしてボイパは世界的に活動するヒューマンビートボクサーTATSUYA、さらに女子高生ビートボクサーRinkaによるもの。
なるほど、このクオリティの高さはそういうことか…!
ちなみに白服の車のパフォーマンスは、スバル・インプレッサをイメージしたものだそうなのですが…ああ〜なるほど、確かに以前試乗して感じた乗り心地はまさにこんな感じ!
ちなみに低重心設計や新世代BOXERエンジン、シンメトリカルAWD、アイサイトなどのインプレッサの特徴が動きで表現されているそうで、そう思って改めて見直してみると…なるほど、また違った視点で楽しめますね。
最近人気のファミリーカーやコンパクトカーなどの『道具』としての車は、どうしても運転の楽しさが犠牲になってしまうもの。この動画は、まさにそんな思いを揶揄してくれているのかもしれませんね。