2013年11月27日 10:33

プラネタリウム好きにたまらない超豪華な腕時計「ジオ・グラハム」…宇宙を感じさせるデザイン

 

プラネタリウム時計00
おしゃれな腕時計が安価に買える世の中になりましたが、宇宙好きの心をつかんで離さない、風変わりで美しいデザインの腕時計が登場しました。

「ジオ・グラハム」”Geo Graham”と言うのだそうです。

プラネタリウム時計01
こちらはラスベガスのジュエリーウィークで紹介された豪華時計のひとつで、この世にたった一つしかなく、現在は高級時計「グラハム」の創設者エリック・ロト”Eric Loth”氏の腕に収まっているそうです。

この「ジオ・グラハム」は太陽系の軌道をモチーフとし、地球、月、火星が太陽を周回する姿を表現してあります。

プラネタリウム時計02
フレームは赤みのかかった18金ピンクゴールドで、格子型紋章が象られています。ロジウムの月がブルーサファイヤの地球の周りをぐるぐると回ります。そして地球と共にルビーの火星が太陽の周りを大きくぐるっと回るのです。

グラハムは機械式時計のメーカーで、このメカニカルな時計の動きは特別にクリストファー・クラレット氏が手がけましたが、その精巧さは恐ろしいほどで、ロト氏によると地球が太陽の周りをきっちり365日と4分の1かけて回ると言い、うるう年の調整もいらないとのことです。

プラネタリウム時計03
軌道パターンの修正も最小限に抑えられており、それについては計画された指示が時計の裏側にあるそうです。月は7年に1度、火星は25年に1度、地球はなんと1152年に1度修正するだけで済むそうです。月と火星には自動修正機能もあり、300年ほどは時計屋の調整が不要であるそうです。

ダイヤルには12か月を意味する占星術に使われるサインが含まれており、イギリスの発明家であり時計師のジョージ・グラハム氏が、太陽系儀の発明に貢献したことを称える意味もあるとのことです。

製造は20個限定の予定で、気になるお値段は33万ドル(約3300万円)。

値段も含めて豪華すぎるほど豪華な腕時計ですが、神秘的で精巧な時計として魅力がいっぱいですね。

プラネタリウム時計04
こちらは別のデザインのもの。

Geo.Graham Tourbillon Orrery: A Watch Built For the Cosmos and for the Centuries

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