「視界が5メートル以下だって!?」中国の大気汚染が最悪レベルを更新…海外の反応は
有害物質を含んだ濃霧が各地で発生するなど、深刻な大気汚染が続く中国。
先週には104の都市で1立方メートルあたり300マイクログラム以上のスモッグの量が発生し、記録が更新されたとのこと。北京での健康リスクは1日21本のタバコの喫煙量に匹敵すると言い、視界5mしかない場所もあるそうです。
このニュースに対する、海外の反応をご紹介します。
It's as clear as day - China needs its own Clean Air Act
もちろん汚染は大気だけにとどまらず、湖や川の水質も有毒で動物がそのまま飲めないところもあると言います。
先週はひどいところで、視界の届く範囲が5m未満だった地域もあり、世界を脅かす勢いの大気汚染だと、海外掲示板も意見があふれかえっていました。
●当然何の措置もとられていない。
●↑政府は風の不足のせいにしている。予報では風の強い日があると見込まれていて、それで一時的にはクリアになるとされている。
●↑風に頼らないといけない時点でよろしくない。
●視界が5m以下? それも霧ではなく大気汚染でというのは驚きだ。
●12月4日の動画があったよ。
China: Heavy?fog?smothers Anhui?Province?causing?'serious'?air?pollution - no comment - YouTube
●↑ジョギングしている女性が何とも言えない。
●↑運動して健康なんだか不健康なんだか。
●残念ながら、これは急激な経済発展の自然なステップとも言える。もしエコフレンドリーでコストのかかる方法を工場がとれば、輸出の有利な立場を失うことになる。これは中流階級が増えて力を持てば出来ることだが、まだ中流階級を築いている段階で、まだまだ世界に対抗するためには安価な製造を続けなければいけない。安い製品の輸出から、中流階級の消費にシフトしていければ、製造技術やクリーンエネルギーの向上へと徐々にアップグレードしていけるだろう。
西洋社会も過去には全く同じ道をたどってきている。醜いことだが、歴史的に見ると中国だけにある問題ではない。
●全体的な話をすると、全部で658都市ある。
●この速度の汚染だと、場所によっては完全に住めなくなるのではないかな。
●文字通り中国は自分で自分を殺しにかかってる。
●なんてこった。年々中国はkillzoneの世界のようになっていってる。
●上海のすぐ南にある寧波市に住んでいるが、週末はひどかった。木曜日にやったラグビーでガンになった気がするよ。
●21本のたばこを吸うのといっしょ? 喫煙者はそこへ引越せばたばこ代がセーブできそうだな。
●中国にいたとき、喫煙者が「少なくともタバコはフィルターを通すぞ」と、ジョークを言ってほどだよ。
●中国に2か月ほど80人で滞在したが、常に我々は鼻をかんだり咳をしたりしていた。友人は汚染のせいで黒い涙を流していた。ようやく中国からアメリカに帰国し、ホテルに向かう空港バスに乗っている間、みんなそろって咳をし始め、茶色や黒いものを吐き出していた。やっとまともな呼吸のできるところに脱出したので、体が悪いものを排出しようとしているようだった。すごい国だと思う。規制をしなければいけないと思う。
●5m以下? それって信じがたい。うちのキッチンからリビングが見えないってことなんだぞ。
●近視の人がメガネをかけても、いっしょってことか。
有効な打開策もなく悪化の一途をたどっている中国の大気汚染問題ですが、近隣諸国を始め、もはや中国だけの問題ではなくなっているようです。
104 Chinese cities are now reporting air pollution levels above 300 mcg per cubic meter