がん治療中の妻を笑わせたいから…ピンクのチュチュを着て写真を撮り続ける夫
ボブ・キャリーさんは、妻リンダさんが乳がんであるとの診断を受けたとき、人とは違う行動に出ました。
治療中の妻を笑わせるため、ピンクのチュチュを着て写真を撮ることにしたのです。
チュチュを着た夫のボブさん。
プロの写真家であるボブ・キャリーさんは、もともとはバレエの資金集めのために始めたそうですが、妻のリンダさんが乳がんであることが発覚。
それからは抗ガン治療を続ける妻を笑わせるために、この活動を続けているそうです。
すべては愛する妻の気分を上げるため……ただ笑顔が見たいために。
飛ぶボブさん。
2人は1986年に初めてデートして以来ずっと一緒にいるそうで、彼女の乳がんを聞いて、ボブさんはセルフ・セラピー・モードに入ったと語っています。
寒い日も、雨の日も、雪の日も、めげずにチュチュで写真を撮り続けたそうです。
劇場でのボブさん。
踊るボブさん。
木に登るボブさん。
壁を登るボブさん。
牛とたわむれるボブさん。
あまりに人気が出たので、2人は乳がんチャリティの一環として「チュチュ・プロジェクト」と名付けたアルバム本を制作し、すでに5000冊のうち3000冊が売れたそうです。
リンダさんはチュチュを着た夫の写真を携帯で見せることで、患者仲間も笑わせることができたと伝えています。
彼の行動が何をもたらしたかは、リンダさんの表情がすべてを物語っているかと思います。
映像はこちらをどうぞ。
The Tutu Project's Story Told in Germany by Deutsche Telekom (Long Version) - YouTube
Man has travelled the world clad in pink tutu to make his cancer-suffering wife smile