世界初公開!ニュルブルクリンク24時間耐久レース参戦予定のスバル渾身の新型車両(動画)
過酷なレースが繰り広げられる、ニュルブルクリンク24時間耐久レースの開催に先立ち、スバルから特別仕様の新型参戦車両「 STI NBR CHALLENGE 2014 」の動画が発表されたのですが、これがもう男の子にはたまらない内容なんですよ…!
2011年、2012年と連続2冠を達成するも、2013年にアウディに惜敗し2位を喫してしまったスバルが、首位奪還を目指して仕上げた新型車両…その全貌を御覧ください。
STI NBR CHALLENGE
2014 World Premiere Movie.-YouTube
こちらが世界初公開の、ニュルブルクリンク24時間耐久レースに参戦する、スバルの新型車両「STI NBR CHALLENGE 2014」の動画なのですが…うおぉ、カッコ良すぎる…!
この車両は、1月13日に開催される北米国際自動車ショー2014で発表されるスバルの新型WRX
STIをベースにした特別車両。新型車の発表前に、こうしてレース車両として先行公開されるのは、あまり前例がない事なんですよ。
ちなみにニュルブルクリンク24時間耐久レースは、ドイツで毎年開催されている過酷なレース。
スバルは2008年から参戦しましたが、参戦後間もない2011年、2012年に、WRX STIでSP3Tクラス(過給器付き2.0L以下クラス)において堂々の連続二冠を達成するという偉業を成し遂げました。
しかし2013年のレースでは、打倒スバルを掲げたアウディの特別車両(一般には販売されていないAudi TT RS
2.0リッター仕様車)に、わずか54秒差で惜敗し二位に。僅差で連続三冠を阻止されるという、スバルにとってとても悔しい結果となってしまいました。
そして2014年、その悔しさをバネに完成させた新型車両が、この「STI NBR CHALLENGE
2014」。新型WRX STIをベースに、STI(スバルのチューニングチーム)がレース仕様にとことんチューンナップした、スバル最高峰の車両が完成したのです。
車両は至る所がレース仕様にチューンされており、フレームもこの通り、剛性を強化。
ちなみにニュルブルクリンクの北コースは、1周で一般公道800kmに相当するほどのハードなコースと言われていて、24時間耐久レースではクルマのダメージも甚大。だからこそ、ボディの剛性に妥協はできません。
バンパーも変更し軽量化しているようです。
スバルの象徴でもある水平対向のボクサーエンジンも、レース用にチューンアップ。
高性能なリアウイングで、ダウンフォースも確保。
動画を見ていて印象的なのが、車両を仕上げるSTIスタッフのこの表情。
本当に好きなことにとことん打ち込めるって、羨ましい…!こういう環境とスタッフだからこそ、最高の車が生まれるのかもしれませんね。
テストドライブではさすがの走り…!昨年のレース仕様 WRX STI
ではトップスピードは260km/hを超えたそうですが、今回のレース仕様では一体どれだけ出ているのか…!?
スバルとSTIの技術をとことんまで詰め込んだ、渾身のレースカー「STI NBR CHALLENGE 2014」。
今年こそはトップに返り咲き、三冠達成なるか…?6月に開催される、ニュルブルクリンク24時間耐久レース2014が楽しみで仕方ありません。
ちなみにこのレース車両は、幕張メッセで今日から行われている東京オートサロンにて展示されているので、クルマ好きなら要チェックですよ。
より詳しい、STI NBR CHALLENGE 2014や展示車両、オートサロンの情報はこちらからどうぞ。