フィンランド「トナカイの交通事故を減らしたい」→ツノを光らせることにした
赤鼻のトナカイは、ピカピカの鼻がサンタクロースの夜道を照らしてくれるストーリーですが、もちろん普通のトナカイは光ってくれません。
そのためフィンランドでは夜間にトナカイと交通事故が後を絶たず、問題視されていました。
そこで事故を減らすため、トナカイのツノを光らせることにしたと言うのですが……。
光ったトナカイをご覧ください。
ぴっかぁ〜〜ん!
神々しいほど光り輝いています。
ツノに反射塗料をスプレーしてあるそうで、車のヘッドライトに照らされると、暗がりでもライトセーバーのように目立つようです。
主にフィンランド北部のラップランドで行われているそうで、このクールなトナカイに海外掲示板も盛り上がっていました。
●こうしてくれると、今年からサンタも見つけやすくなるね。
●「うわーっ、光るトナカイだ!!!! キキィーー!! ガッシャーーーン!」
●歩いてる時にツノが光る獣を見かけたら怖いと思う。
●きっとヒョウやオオカミも、いい考えだと思ってくれると思うよ。
●ヒョウやオオカミは、ふだん懐中電灯を持ち歩かない。
●これって動物愛護的にはどうなんだろ? 他の動物のエサになりやすいとかはないな? 他の動物が懐中電灯を持ち歩かないことはわかっているが、ほとんどの動物は夜の視界は良いし、月の光などは反射しないのかな。
↑ほとんどは家畜としてのトナカイにこれをしている。野生のにはしないよ。
●ラップランドに近いノルウェーで働いたことがあるが、家畜にこれをしているのは交通事故を減らすためだけではなく、オーナーが群れを見つけやすくするためでもある。
↑家畜になら、どうして牛みたいにフェンスで囲ってしまわないんだい?
↑シカ類は恐ろしく高くジャンプするんだよ。
↑しかもトナカイは空を飛ぶからね。
●「エクスペクト、パトローナム!」(ハリーポッターの魔法のおまじない)
●ここアメリカ・メイン州でも、ヘラジカ(ムース)にこれをしてほしい。
ここまできれいに光ると、目立つだけでなく、格好いいと思ってしまいますね。
家畜として飼うオーナーたちには切実なものがあるようで、数を減らさないための一つの手段となっているとのことです。
Reindeer antlers sprayed with a reflector to reduce traffic accidents in Lapland, Finland.