「気持ちはわかるよ…」フォークリフトを使って自販機の商品を叩き落とした男が同情される理由
日本は自販機天国と言われていますが、街の各所に設置されているだけでなく、「故障していない」のも諸外国から称賛されている点です。
海外では、「お金はとられるけれど商品が出てこない」自動販売機に遭遇する確率が、日本とは比較になりません。
さて、アメリカで自販機トラブルのニュースがあったのですが、多くの人が「気持ちがわかる」と同情していました。
新聞に掲載された内容によると、
男が90セント(約90円)のTwix「ツイックス」(バタークッキーとキャラメルをミルクチョコでコーティングしたお菓子)を買うため、1ドル(約100円)を自動販売機に投入したところ、チョコバーは出てこずに詰まってしまいました。
そこで男は自販機を叩いて揺らしたそうです。しかしそれもうまくいきません。
記録によるとその男はフォークリフトを使い、自販機ごと持ち上げ、60cmほどの高さから少なくとも6回は落下させたとあります。その結果3つのチョコバーが落ちました。
男は5日後に罰金刑を科されています。
ちなみにこちらがTwix「ツイックス」。
明らかにやりすぎですが、海外掲示板では男の気持ちもわかると同情の声が目立っていました。
●これを読んで、男は正当に手に入れるはずだったチョコバーを取り戻したかっただけだとわかる。彼は持ち上げて落としただけだ。フォークリフトでガラスは破ってない。
↑きっと余分に出てきた2個も元に戻そうとしたに違いない。
↑その作業はクレーンを使ったに違いない。
●彼の目的は純粋なんだが、手段がちょっとエクストリームだったな。
●ピーナッツバターのTwixのためだったなら、価値はある。
●この貢献度にTwix社は、1年分を提供をしてあげるべきだ。
●正直言ってオレらがこうしたトラブルを起こさないのは、単にフォークリフトを使用できないからだ。全員がこの経験があることからすると、みんなきっと同じことをやったと思うよ。
↑何度もやったことがある。ひどい自販機がありフォークリフトを何度か使って揺らして、キャンディを取ったよ。
●道徳的な問題というより、フォークリフトの方が不足していると思うね。
●おつりの10セントを得たかどうか気になる。
↑3個ゲットしたからいいだろう。
●自分が中学生のとき、校長室に呼び出しになった唯一の理由は、自販機を蹴ったというものだった。でも理由を述べると同情してくれて、罰なしで解放してくれた。
●彼の対処のしかた以前に、この話自体をおかしいと思えない。
●記事を読んだが、この男は州兵だった。
↑職業は関係ないので、持ち出すこともない。
●揺らすなと書いてあるのを見るたびに、「いい加減ちゃんと機能する自販機を用意しろ」と思う。
かなり多くのアメリカ人が、ちゃんと機能しない自販機にストレスを感じているのが伝わってきます。
そしてこの手のニュースを目にするたびに、日本の自販機環境のすばらしさを実感できますね。