「もっとも奇妙なタイトルの本」今年の候補はこの5冊
世の中にはいろんな賞があるものですが、海外では毎年春に「最も奇妙な本タイトル・オブザイヤー」という賞が選ばれるそうです。
現在5冊ほど候補に上っている、ヘンテコタイトルの本をご紹介します。
投票により選ばれ、発表は3月21日ですが、現在5冊ほど候補に上っているものをご紹介します。
ワーキング・クラス・キャッツ(労働者階級の猫)
「ニューヨークの食品雑貨店の猫」
とにかく働く猫の話のようです。
排泄物の起源
「糞便から、進化、生態学、そして持続可能な社会を述べる」
マスは南アフリカの魚なの?
神様にムカついているときのお祈りの方法
パイグラフィ
「パイがバイオグラフィー(生物学)に出会うとき」
デート中にどうやってトイレ(大)をするか
「恋人同士のトイレのエチケット」
本の中身は全く問われないようで、とにかくどのくらいタイトルが奇抜であるかが、コンテストの基準であるそうです。
出版社がブックフェアーを面白くしようと1978年にこの企画を始めたもので、第1回目の奇妙なタイトルは「ヌードのねずみについて、第2回インターナショナルワークショップの成り行き」でした。
また、奇妙なタイトルの本がなかったという理由で、該当なしの年も2年ほどあったとのことです。
その他に、過去の栄光に輝いたタイトルには、「ギリシャの田舎の郵便屋さんと、そのキャンセルナンバー」、「どうやって巨大な船を避けて、大きなお尻と暮らすか」などが選ばれています。
ただし賞を取っても作家にはあまりうれしくないようで、ちょっとした悪名とワインと、もしかしたら本が少々売れるかもしれない程度の見返りしかないそうです。
なかなか面白いコンテストではありますが、日本だと最近のライトノベルなどに候補が多すぎて、とても選びきれない気はします。
Cats, poo, trout, pies and God battle for the oddest book title of the year
KADOKAWA/角川学芸出版
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