「あまりに衝撃的だ…」シリア難民キャンプで食糧配給に並ぶ人々の写真に対する海外の反応
シリアでは2011年に政府側と反体制側が激しく武力衝突し、事実上の内戦状態が続いています。
難民の数が非常に多く、国連も実数を把握できない状態にあるようです。
そのシリアの避難所で食糧配給に並ぶ人々の写真が、衝撃的だと話題を呼んでいました。
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肉眼で見渡せる遠くまで、人、人、人で埋め尽くされています。
列と呼べるようなものではなく、おびただしい数の群集。そして、目を覆うような灰塵と化した街。
この写真に対する海外掲示板のコメントをご紹介します。
●この写真は国際連合パレスチナ難民救済事業機関が発表したもの。
これは1月31日に、老若男女の群集がシリア・ヤルムーク難民キャンプの荒れ果てた地に、目の届く限り伸びている様子である。
国連機関は1月18日以降、7000包みの食糧を16万人に配給している。
●まるで世界の終末を思わせるような写真だ。
●徹底的に破壊された建物が、余計に写真を恐ろしくしている。
●人間はこれより、もっとむくわれてもいいだろう。
●いきなり自分の人生がいかに恵まれてると気づいた。平凡なことに不平を言うのは簡単だ。
●「先進国の問題」という、ものの見方を考えさせられる。
●こっちがiPhone5の列
●いったい自分らに何が出来る?
●このサイトにシリアの人々のための、いくつかのチャリティのリストがある。
(Syrian Humanitarian Relief - CharityWatch Giving Alert)
●理解して欲しいんだが、普通の人々というのをどんなものだと捉えている? 生活があって、家族があって、家があって、仕事がある、そしてたまに飲む? ここに並んでいるのは普通の人々だったんだ。政府の鉄拳制裁や内戦などで押し出されてしまった、ただ普通の人々なんだ。
これが2011年のホムス
これが現在のホムス
(ホムスはシリアの2大都市の中間に位置する都市)
大勢が理解しているだろうが、そうでない人も多い。世間にデマや噂を自分の陣営に有利に働くように流すんだ。そういう連中は市民よりも自分の理想の政治システムのことばかり気にしている。これとニューヨークやワシントンで起こったことにそう大差はない。
たった3年前は、どこにでもある美しい町並みだっただけに、変わり果てた姿に言葉を失ってしまいます。
(シリア騒乱 - Wikipedia)
平和や安全は、簡単にひっくり返ってしまうものであることを痛感させられます。
The Queue for Food at a Syrian Refugee Camp