言葉にならない…「殉職した消防士の母親を迎えるため、空港で整列する仲間たち」感動を呼んでいた写真
アメリカでは消防士はヒーロー的存在として尊敬されており、危険と隣り合わせであることから仲間同士の信頼も厚く、兄弟のように近しい存在になっているとのことです。
ボストンで殉職した消防士の母親を迎えるために、空港で同僚らが整列して待つ姿が感動を呼んでいました。
その様子を写した1枚をご覧ください。
通路の手前で、微動だにせず整列する消防士たち。
無言の彼らの気持ちが痛いほど伝わってきます。
先日ボストンでアパートの大火災が発生し、閉じ込められた人を救助した際に2人の消防士が地下に閉じ込められ、亡くなったとのことです。
(Two firefighters dead in Boston apartment blaze)
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●消防士の兄弟愛ってのは本当にすごいんだ。
↑兄弟とも言える仲間を任務中に失うことは本当につらい。共に訓練し、共に食べ、時には数日一緒に過ごすんだ。定年、ケガ、最悪の死のときにもそばにいることになる。だから自分たちは消防署をハウスと呼ぶんだ。
●ローガン空港は消防局を持っていてマスコットになっている。どこに行くにも許可証を持っていると思う。
↑どの国際空港にも消防局はあるよ。
●どうして制服を着ているの? 軍と似たような感じ?
↑そうだよ。結束と敬意の象徴だよ。こうやって死んだ仲間の栄誉を称えるんだ。
●ボランティアの消防士だけど、いつもこういうストーリーには寒気がするよ。伝統なんだけど、最後は無線を使って殉職者を任務から解き放つんだ。いつもぐっとくる。
●写真で涙が出たよ。自分の命を引き換えに人を助ける任務を果たす人に敬礼だ。
●ここに出てくる母親のことを考えて涙が出た。彼女に心の平安が訪れますように。
●去年ヒューストンでもホテルで大火災があり、3人の消防士が亡くなった。これはその時の哀追式のもの。
見ず知らずの他人のために命を賭ける消防士に、誰もが敬意を払っていました。
ご冥福をお祈りします。
Boston Firefighters Lined Up at Logan Airport for Arrival of Fallen Firefighter's Mother
売り上げランキング: 2