ヨーロッパ「アメリカに盗聴されたくないので独自のネットワークを構築しよう」→アメリカ「国際商取引法に違反してる!」と批判…海外の反応
アメリカが昨年(2013年)、ドイツや日本などの同盟国へのスパイ行為を行っていたことが発覚し、世界中に衝撃を与えました。
(参照:アメリカがドイツや日本に対してもスパイ行為をしていたことへの海外の反応)
さて、ヨーロッパではインターネットによるデジタル盗聴や監視問題に対し、アメリカを通さない独自の「欧州コミュニケーションネットワーク」を立ち上げようと提案されました。
ところがこの動きに対し、アメリカは「国際商取引法に違反している」と強く批判しています。
2013年6月上旬、アメリカ政府が他国のメールや個人情報を監視・盗聴していたことを、米国家安全保障局(NSA)の職員のエドワード・スノーデン氏が暴露しました。
これに対処する形で、ヨーロッパではアメリカを通さないシステムを作るべきだとして、「欧州コミュニケーションネットワーク」が提案されました。
これに対しアメリカは、先週これは国際商取引法への違反だと強く反発を示しています。
この件について、海外掲示板には多数のコメントが寄せられていました。
●スパイされていることをどうにかしようなんて、いったいどういうことなんだ!
↑スパイをされてないことが、国際商取引法を違反してるってことだ。
↑そして自分の政府が違法なことをしていることを指摘すると、大問題になるんだ。
↑そりゃあ政府が違法だと言うのは違法なんだろ。
●何というか法の違反を指摘する神経がすごいな。
↑アメリカ人としていうが、アメリカの代弁をしてくれてありがとう。
↑保守的なアメリカ人として言うが、賛成せざるを得ない。アメリカを通さずにバイパスを作ってほしくないなら、使えるときに侵害行為を行うべきではなかった。
●NSA(米国家安全保障局)よ、心配しなくていいぞ。イギリスが入ってる限り、また情報は垂れ流すよ。
↑記事を読むとそこにイギリスは加わってないぞ。
●馬鹿げてるな。貿易船にパナマ海峡を通らずに、南アメリカの南を通っていくのは違法だと言うのといっしょだな。
●昔からプールに小便をし過ぎたら、みんな新しいプールを探し始めるもんだ。
●アメリカ人だが、ぜひ作ってくれ。そうでもしないとこの問題は終わらない。
●ヨーロッパもアメリカと同じようにすべきだな。
●いったいこれのどこが違法なんだ?
●イギリス人として、子羊のようにそこに加えてもらえるか尋ねるのは、とても気まずい雰囲気だろうと想定してしまう。
●え? オレら悪者なの?(アメリカ人)
↑そうだよ。
●専門的に言うと、悪いのはアメリカで、君ではない。(ヨーロッパより)
●アメリカへ
最近クールじゃないです。近頃は最悪です。修正してください。
●たまにニュースを読んでいて、北朝鮮、アメリカ合衆国、ロシアの国名を変えても、納得いく内容だったりする。
●アメリカよ。別にインターネットを所有しているわけではない、世界も所有しているわけではない。
●アメリカ人でいることが今は恥ずかしいよ。
●「ヨーロッパへ、パスワードを設定しないでください。まだメールを読みたいと思います」
昨年のスパイ問題が世界に与えた影響は、大きいと言わざるを得ません。個人でも国家でも、セキュリティ意識はますます高く持つべき時代のようです。
売り上げランキング: 5 位