2014年04月11日 10:06

「アンテナ(基地局)を木にカモフラージュしてみたよ、これで目立たないよね…ン?」なぜか気になる写真

 

カモフラージュ基地局00
携帯電話のエリアを拡充するため、膨大な量のアンテナ(基地局)が建てられていますが、あまり見栄えのいいものではありません。

景観を重視する地域では、人工的なアンテナが自然に溶け込むようにと、木などにカモフラージュした造りになっていることが珍しくありません。

ところが「これできっと目立たないよね」と題された写真が、なぜか海外サイトで話題になっていました。

カモフラージュ基地局01
おお、木にそっくり……。

これなら全く目立たない…はず……。

でもきっとそれは20年後。

まわりの木々が育つのを待ちましょう。

むしろ不自然に周りとの差を見せつけることになった、この木に対する海外掲示板のコメントをご紹介します。

●昔いっぱいあった、これよりは確かにましだ。
カモフラージュ基地局02

↑もともとこれは他のより目立つように作られていたんだよ。テレビやラジオのタワーはまだそういう基準で作られてる。国際色のオレンジだとか、ストロボライトが何メートルごとに向き合っていないといけないとか、何パーセントのライトが機能していないといけないとかね。いくつかのルールは改正されたんだ。

●おそらく、もうちょっと近距離にいれば「高い木なんだな」で済むと思う。

↑遠くにいると木に見えると思う。

↑木に見えたら見えたでもっと変だと思う。なんであの木だけ他の木の2倍の高さなんだってね。

↑きっとバスケでもするんだよ。

●これが道から見えるんだけど、もちろんすぐにフェイクだってことはわかる。だが他の普通のアンテナタワーよりましだよ。

↑そういう小さな努力に感謝。

●どれがアンテナなのか、教えてくれないとわからないよ。

↑他のよりちょっと高いやつだよ。
カモフラージュ基地局03

●バーモント州にはこういうのがそこら中にあるよ。遠くからだとそこまで悪くはない。ただ一つ言うと、周りの木より2倍は高いんだ。

●どれだけ毎日それを必要としているか、どんなに頼っているかを考えると、みんなアンテナタワーを嫌いすぎだ。

↑嫌ってないよ。たぶんからかっているんだよ。


背の高いアンテナタワーはやはり景観を損ねることで、いろいろな工夫がなされています。
(参照:この工夫はすばらしい!アリゾナ州ならではの景観を損ねない基地局の建て方

もはや携帯電話やモバイル通信は、現代生活と切り離せない関係なだけに、基地局にも地域ごとの規制やルールがあるようです。

Yeah so we just disguise it as a tree. It'll blend in perfectly and no one will even know it's a cell tower.

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