イギリスの美容室が「金正恩ヘアスタイル」のポスターを貼る→北朝鮮が激怒、抗議の手紙
少し前に、イギリスの美容室が北朝鮮の指導者である金正恩の髪型を「本日のスペシャルカット」として、ポスターにしたニュースをご紹介しました。
(参照:「この美容室のスペシャルカット、どう思う?」「ムリムリ…」な理由)
ところがイギリスのブラックユーモアは北朝鮮には通じなかったようで、大使館から抗議の手紙がイギリスに送りつけられたそうです。
N. Korea protests to UK over Kim Jong-Un hair poster
記事によると、抗議の内容はイギリスの美容室がまるで金正恩のヘアスタイルが悪いものであるかのように扱っているというもので、イギリス流のユーモアをおもしろいとは思わなかったようです。この件ですでに北朝鮮大使館の職員が直接美容院へ出向いて警告しただけでなく、イギリス外務省にも「何らかの措置をするように」と抗議の手紙が届いています。
とりあえずロンドン(イギリス当局)では、正式な返答をする予定ではいるとのこと。
この件について、海外掲示板の意見を抜粋してご紹介します。
●これが北朝鮮のブチ切れるポイントだったらどうするんだ。未来の子供たちに何て言うんだ。
「パパ、どうやって第三次世界大戦が始まったの?」
「暗殺されたフランツ・フェルディナントやポーランドの侵略のように、北朝鮮の指導者はイギリスの美容室が広告で金正恩のヘアスタイルのひどさを示唆していることが気に食わなかったんだ。後は歴史の通りだよ」
↑ここはひとつ、金正恩が自分の名前をGoogle検索しないように祈ろうぜ。
●うちの国では、みんな「Kim Un Un」と呼んでいる。
●北朝鮮が韓国を攻撃したら、ロシアと中国がさっさと片付けてしまうんじゃないかい。みんなそれほど価値があると思ってないんじゃないかな。
●アメリカが何とかするより、中国は自分らで何とかするほうを選ぶだろう。
↑おそらくそうだろうが、それをするのに最初は戦わなくちゃいけなくなる。
●北朝鮮はイギリスまで漕いでいくのかい? 到着するのかな。
●彼らはオレらが思っているより、よく理解しているよ。
●イギリス様へ
あなたがいじわるです。
金正恩より
●北朝鮮は日に日におもしろくなってないか?
↑もちろん飢餓やマインドコントロールや収容所を省いてね。
↑もう茶番だよ。
●こういうクレームに対処する方法が1つだけある。無料のヘアカットをつけて、クーポンを送るんだ。
●それもFAXで知らせたのかな。
●自由の概念を理解できないというところがちょっとおもしろい。当然こちら側の世界がどんなふうに機能しているか全く理解していないんだろうな。
●大使館の人はまともな人だと思うが、妻子は北朝鮮にいるんじゃないかな。
●手紙で返事すべき。
●問題の広告
↑何が問題だったんだろう。
●この際、イギリスのすべてのヘアサロンに金正恩のポスターを掲げてよ。
とりあえず北朝鮮がお怒りであるということはわかりましたが、まだイギリスがどんな返事をするかはわかっていません。
北朝鮮も話題が事欠くことがないようですね。