キツツキによって変わり果てた姿となった木がこちら…「ドングリキツツキ」のユニークな習性
キツツキが木をつつく目的は、巣穴作りであったり、エサの虫を食べるためであったり、時には他のキツツキとのコミュニケーションを図ることもあります。
さて、北米に生息する「ドングリキツツキ」にはもう1つ目的があるのですが、それにより見た目が変わった巨木の姿をご覧ください。
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こちらがドングリキツツキがよく利用する木。松かモミの木と思われます。
近づいて見てみると……んん?
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何やらブツブツしていますが、もしかして全部つっついた跡!?
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よく見ると大半の穴にどんぐりが入っています。
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ドングリキツツキは、名が示す通りドングリをエサとし、枯れ木に1個ずつ貯蔵する習性を持つとのこと。
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群れでなわばりを構えて生活するため大量の穴だらけになってしまうようです。(1本の木につき最大で数万個)
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知らずにこの木を見たら、マシンガンでも撃たれたのかと思いそう。
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手ごろな貯蔵場所がないと、木の板に埋め込むことも。
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エサの少ない季節や、子育てに忙しい季節になると、貯蔵しておいたドングリを取りだして非常食にするそうです。
映像はこちら。
Woodpeckers vs. the World - YouTube
Old Douglas Fir Woodpeckers Covered With Acorns