50歳を超えた植物が突然「ジャックと豆の木」のようにニョキニョキ育つ→屋根まで突き抜けてもまだ成長
こちらの植物は「アオノリュウゼツラン」(青の竜舌蘭)といい、数十年以上の寿命があるそうです。
大きくても人間の背丈くらいなのですが、イギリスで50歳を超えてから突然ぐんぐんと育ちはじめ、温室の屋根を突き抜けてしまったというニュースがありました。
本当に突き抜けてる!
現在は高さ約4.2mあるそうです。(天井の高さは約3.6m)
これはイギリスのガーデンセンターにあるメキシコ産の植物で、1968年にフランスから購入したもので50〜60歳とみられています。
屋根を突き抜けてからは1日に5cmほど伸びており、グリーンジャイアントというニックネームが付けらています。
さて、ここで疑問が浮かんだ人もいるのではないでしょうか。
「アオノリュウゼツラン」はこのような姿なのに、天井を突き抜けた部分とは全く似ていないではないかと。
実はこの植物には「センチュリー・プラント」“century plant”の別名もあり、100年に1回だけ開花すると想像されていたことから名付けられました。
なんと数十年に1度、このようにニョキニョキと茎を伸ばして、花を咲かせる植物なのだそうです。
これは……まだまだ成長しそうですね。最終的には2ヶ月ほどで10mに達するとのこと。
開花期になると、数十年かけて貯めこんだ葉の養分を茎に送り込むことで急成長を遂げます。
一度開花するとそのまま枯れてしまいます。
なんとなく悲しい末路をたどる植物ですが、この成長ぶりを見るに、「ジャックと豆の木」を思わせるニョキニョキではあります。
Giant cactus has burst through roof and it won't stop growing