「リオ・デジャネイロの警官がなんかすごいぞ…」と話題になっていた写真
警察官という職業は、市民を犯罪から守る立場にありますが、その雰囲気やイメージは国ごとに若干の違いがあるようです。
「これがブラジル、リオデジャネイロの警官だ」という写真が、海外掲示板で話題を集めていました。
まじまじと見つめてしまう、その警官の姿をご覧ください。
なんだかすごく……ゴージャス。
とりあえず制服を着ているので警官には見えますが、この金ぴかな指輪は腕時計は、何と言いますか、ギャングも顔負けです。
ワールドカップやオリンピックが近いことで、何かと話題に上るブラジルのリオですが、いささか不安であると世界中からいろいろなコメントが寄せられていました。
●ねぇ、南米では誰もが麻薬の密売人に見えちゃうの?
●リオで警官とマフィアの違いは、給料が出ている場所がどこかくらいかな。
●制服を着ながら、「ワイロの交渉にはオープンだよ」という雰囲気がある。
●みんな、これはここ、リオではすごい一般的だよ。警官らは平均月収1800レアル(約8万円)ほどしかないのに、金にまみれて15万レアル(約700万円)の車を乗り回してるんだが、誰も何も言いやしない。でもワールドカップには来るべきだ。彼らが君らを守ってくれる……わけないな。
●全てが腐敗してるわけではないんだよ、たぶん。
↑悪趣味ってわけでもないんだよ、たぶん。
●みんな決めつけはよくない。もしかしたら彼はすごい裕福な家の出かもしれないだろ。それでいて社会に奉仕しようってだけなのかもしれない。そういう可能性だってあるだろ。
●それはニクソン51-30のゴールドプレートで、だいたい300-400ドル(約3〜4万円)。マイケル・コースのは最低450ドル(約4万5千円)ってのを考えると、そこまで高いってわけではない。
↑とりあえずはそれは、リオでは下級警官の給与だと言っておく。とりあえず彼は下級ではなさそうだが、それでも給与の多くを取られる値段だ。もちろん彼は浪費家でお金を使うところを間違っているのかもしれないが、それがフェイクじゃなく本物なら少なくとも関税やらで2000レアル(約9万円)はするよ。
●18レアルのフェイクかもしれないしな。
●よく食べてる警官だな。
●発展途上国では、法の下にいるものが事業家としてがんばっているんだ。
偏見ではありますが、いろいろと腐敗の話を聞くだけに勘繰ってしまう人が多いようでした。
ワールドカップ直前、オリンピックも近いことでホットな話題ですが、一抹……それ以上の不安が拭いきれないブラジル事情ではあります。