2014年07月08日 19:30

こんな造園技術があったとは…昔のゲームみたいだと感心されれていたオーストリア「シェーンブルン宮殿」の庭木

 

シェーンブルン宮殿00
オーストリアの首都ウィーンにある「シェーンブルン宮殿」は、ハプスブルク王朝の歴代君主が離宮として使ってきました。

マリー・アントワネットが15歳まで過ごした部屋も保存されており、モーツァルトが初めて御前演奏を行った由緒ある宮殿としても知られています。

さて、敷地内にあるバロック庭園は造園の仕方がとてもユニークで、「ひと昔前のゲームを思い出させる」と話題を集めていました。

写真をご覧ください。

1.
シェーンブルン宮殿01
こちらが庭園内の並木道……ん?


2.
シェーンブルン宮殿02
すごいペッタンコ!


3.
シェーンブルン宮殿03
たしかにひと昔前のゲームでよく見た、ポリゴンのような角ばった植木。

さらに驚くのが、この造園技術が発揮されるのは、夏場だけではないんです。

冬場になると……。


4.
シェーンブルン宮殿05
さらに角ばってる!


5.
シェーンブルン宮殿04
ペラペラの看板みたいなことに。

オーストリアの誇る造園技術おそるべし……。


6.
シェーンブルン宮殿06
雪が降った時。


7.
シェーンブルン宮殿09
なるほど、こうした大掛かりな装置を使ってカットしているようです。


8.
シェーンブルン宮殿10
メインの庭園も、通り沿いはペッタンコ。


9.
シェーンブルン宮殿07
噴水から見た並木道。


10.
シェーンブルン宮殿08
逆側。


11.
シェーンブルン宮殿11
アーチ状の並木も美しく手入れがされています。


12.
シェーンブルン宮殿12
こんなに道が広いのに、迷宮に迷い込んだような不安を感じますね。

宮殿は、レオポルト1世が1693年に狩猟用の別荘を作ったのが始まりで、歴代皇帝が増築を繰り返し、マリア・テレジアの時代(在位1740〜1780年に完成したとのことです。

シェーンブルンは美しい泉を意味し、宮殿と庭園群は1996年にユネスコ世界遺産に登録されています。


おまけ
シェーンブルン宮殿13
敷地内にいる、世界一太っていると紹介されていたリス。

Schonbrunn Gardens

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