こんな造園技術があったとは…昔のゲームみたいだと感心されれていたオーストリア「シェーンブルン宮殿」の庭木
オーストリアの首都ウィーンにある「シェーンブルン宮殿」は、ハプスブルク王朝の歴代君主が離宮として使ってきました。
マリー・アントワネットが15歳まで過ごした部屋も保存されており、モーツァルトが初めて御前演奏を行った由緒ある宮殿としても知られています。
さて、敷地内にあるバロック庭園は造園の仕方がとてもユニークで、「ひと昔前のゲームを思い出させる」と話題を集めていました。
写真をご覧ください。
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こちらが庭園内の並木道……ん?
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すごいペッタンコ!
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たしかにひと昔前のゲームでよく見た、ポリゴンのような角ばった植木。
さらに驚くのが、この造園技術が発揮されるのは、夏場だけではないんです。
冬場になると……。
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さらに角ばってる!
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ペラペラの看板みたいなことに。
オーストリアの誇る造園技術おそるべし……。
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雪が降った時。
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なるほど、こうした大掛かりな装置を使ってカットしているようです。
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メインの庭園も、通り沿いはペッタンコ。
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噴水から見た並木道。
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逆側。
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アーチ状の並木も美しく手入れがされています。
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こんなに道が広いのに、迷宮に迷い込んだような不安を感じますね。
宮殿は、レオポルト1世が1693年に狩猟用の別荘を作ったのが始まりで、歴代皇帝が増築を繰り返し、マリア・テレジアの時代(在位1740〜1780年に完成したとのことです。
シェーンブルンは美しい泉を意味し、宮殿と庭園群は1996年にユネスコ世界遺産に登録されています。
おまけ
敷地内にいる、世界一太っていると紹介されていたリス。
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか1巻 (デジタル版ヤングガンガンコミックス)
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スクウェア・エニックス (2013-12-13)