50年間インドで虐待を受けてきたゾウ、鉄鎖から解放されたとき…涙を流す
インド北部で50年間にわたり虐待を受けてきたゾウが、イギリスの保護団体とインド当局により救出されました。
年老いたゾウは、足に食い込んだ鎖から放たれたとき、涙を流したといいます。
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インドのウッタルプラデシュで50年間、27人もの所有者に転売されてきたインドゾウの「ラジュ」。
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物乞いの道具とされ、満足に食事を得られないときは、紙やプラスチックを食べて飢えをしのいできました。
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インドゾウの寿命は野生で60年、飼育環境下では70〜80年。すでにかなりの高齢です。
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常に足に繋がれた鎖は足に食い込み、深刻なケガを負っていました。
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イギリスのNGO団体とインド当局の尽力により解放がかなったとき、ラジュは涙を流したといいます。
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足の痛みに加え、もしかしたら希望を感じ取ったのかもしれないと、関係者は語っています。
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トラックで運ばれていくラジュ。
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向かう先は保護センター。
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50年ぶりの自由を手にしたものの、ラジュは心身共に重大なダメージを受けており、しばらく治療とリハビリが必要とのこと。
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疲弊と安堵が入り混じったような表情。
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体調がよくなり次第、他のゾウたちと一緒に生活する計画だそうです。
ニュース映像
Elephant’s Touching Response to Being Set Free