「エリザベス女王はパスポートを持っていない、なぜなら女王だから…」意外なトリビアに対する海外の反応
他国へ行くときに、誰であろうと必要なのがパスポートです。
ですが何事にも例外はあって、「エリザベス女王はパスポートを持っていない」と、海外掲示板で盛り上がっていました。
今年で在位62年、88歳となったエリザベス女王は、1952年に即位して以来116か国を訪問したそうですが、どこの国へ行くにもパスポートを必要としていません。
他国へ入国する際にはどんな手続きを踏むかと言うと、女王を名乗るだけでいいそうです。
そもそもイギリスのパスポートは、女王の名の下に発給されることから、女王自身がパスポートを持つ理由がないと説明されていました。
ここで「日本の天皇や他の国王はどうなの?」と気になる人もいるかと思いますが、実はエリザベス女王に限った話ではなく、国際慣例として国家元首にあたる人物はパスポートは不要だそうです。(日本の場合は天皇・皇后のおふたり)
この女王トリビアに、海外掲示板も盛り上がっていました。
●「パスポートをお持ちでないのですね。では何らかの身分証明書をお持ちですか?」
→1ペニー硬貨を見せる。
↑なんてこった。
●パスポートはなくても一緒だね。おひとりで訪問されることもないだろうし、そもそも相手側の政府と前もって調整するだろうから。そういう意味ではオバマ大統領だって、気まぐれにさっとローマに行くことを決めるとかは出来ない。イタリア政府を怒らせたいというのでなければね。
●「あれがバッキンガム宮殿だよ。あそこに女王が暮らして働いているんだ」
→ 「働く? いったい何をしているの?」
→ 「女王をしているんだよ」
●自分の記憶が正しければ、女王は裁判にかけることも、逮捕することも出来ない。彼女そのものが政府なので、罰金を課すことも出来ない。女王が君主であり政治の行政権はそこから来ている。
(イギリスの君主 - Wikipedia
イギリス政府の行政権は究極的には君主の大権によっているが、これらの権限は議会の制定した法律にのっとってのみ用いることができ、しかも実際には慣習と先例によっても制約を受けている)
●もう300年も女王してるんだから、そりゃあ、みんな顔を覚えてくれるさ。
↑少なくとも第2次世界大戦前からいるね。
↑即位したのは戦後。
↑すでに生まれていたし、よく知られてもいた。
●自分も旅行するときには「女王よ」って言えば通るのかな。
ちなみに運転免許所も同じような理由でないとのことです。
その代わりに硬貨が身分証明になるというのは面白いですね。
TIL Queen Elizabeth does not hold a passport.