2014年07月29日 20:14

まるで魔法のように動物が石化…タンザニア「ナトロン湖」で撮影された恐るべき光景

 

00「ナトロン湖」で石像になった動物たち
中央アフリカ東部の国タンザニアの北部にあるナトロン湖は、世界で最も過酷な湖のひとつとして知られています。

水温は最高60度にまで達し、ソーダと塩分を大量に含んだ水中に小動物が誤って入ってしまうと、それはすなわち死を意味し、亡骸はそのまま石灰化して半永久的に保存されるとのことです。

ギリシア神話の怪物メデューサの魔眼を連想させる、石化した動物たちをご覧ください。

01「ナトロン湖」で石像になった動物たち
乾季には真っ赤に染まるナトロン湖。
塩分濃度の上昇によって、赤い色素を持つ藍藻類を含んだ微生物が繁殖することによるもの。
ナトロン湖 - Wikipedia

02「ナトロン湖」で石像になった動物たち
アルカリ性はアンモニアと同程度の高さで、不幸にしてこの湖で死を迎えた生き物は、ソーダと塩分により石灰化します。
(エジプトのミイラの保存方法も、同様の手法とのこと)


サンショクウミワシ
サンショクウミワシ02
生きているときの姿。

サンショクウミワシ01
石灰化。


スズメ
スズメ02
生きているときの姿。

スズメ01
石灰化。


ツバメ
ツバメ02
生きているときの姿。

ツバメ01
石灰化。


ネズミドリ
ネズミドリ02
生きているときの姿。

ネズミドリ01
石灰化。


ハト
ハト02
生きているときの姿。

ハト01
石灰化。


コウモリ
コウモリ02
生きているときの姿。

コウモリ01
石灰化。


フラミンゴ
フラミンゴ02
生きているときの姿。

フラミンゴ01
石灰化。


これらの動物たちは、ニック・ブラント氏によって湖から拾い上げられた状態で撮影したとのことですが、それ以外の手は加えていないとのことです。

Lago Natron, il mortale lago che trasforma gli animali in pietra

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