「ピンポンツリースポンジ」という生物は、名前の通り「ピンポン玉」と「木」と「スポンジ」を足して3で割ったような見た目をしている
「ピンポンツリースポンジ」と呼ばれる深海生物がいることをご存知でしょうか。
(英語では“Ping-Pong Tree Sponge”)
名前が示す通り、ピンポン玉・木・スポンジを足して3で割ったような、とても奇妙な姿をしているんです。
こちらがピンポンツリースポンジ。
たしかに、そのまんまの姿!
さて、これが何者かというと、アメリカ・カリフォルニア州のモントレー湾の深海2600〜3000mで発見された海綿動物だそうです。
高さは50cmほど。
海流によって漂ってきたプランクトンを、ピンポン玉の形をしたスポンジ部分で捕食しているとのこと。
それにしても、とても地球の生き物とは思えない姿をしていますね……。
ちなみに海綿動物を英語ではスポンジ“sponge”と言い、現在のスポンジは合成樹脂のものがほとんどですが、元々は海綿動物を加工したものをスポンジとして使っていました。