2014年08月24日 13:46

「今年のカリフォルニアの干ばつがどれだけ深刻なのか、この3年を比較した写真」海外の反応

 

カリフォルニアの干ばつ00
カリフォルニアでは近年、干ばつや山火事などの災害に見舞われています。

干ばつがどれだけ深刻なのかを実感できる、この3年を比較した写真が話題を呼んでいました。

オーロビル湖のマリーナ
カリフォルニアの干ばつ01
2011年。

カリフォルニアの干ばつ02
2014年の同じ位置。1977年の歴史的な干ばつよりひどいそうです。


エンタープライズ・ブリッジ
カリフォルニアの干ばつ03
2011年7月。

カリフォルニアの干ばつ04
2014年の全く同じ貯水池。


両方ともショッキングなほど水位が下がり、乾燥した地面がむき出しになっています。

海外掲示板の反応をご紹介します。

●この写真が違う季節に撮られたという人のために、水位を表したグラフを見せておく。
カリフォルニアの干ばつ05
2011年の一番水位の低いときでさえ、2014年の一番高い水位のときよりも9mほど高い。

↑全く気にしない人のために言うと、この干ばつで農業に影響を与える。すると食品の値段が上がる。
収穫の損失により失業が増える。これよりましだった2009年の干ばつのときでさえ6000人の失業者が出た。さらに山火事が増える。家が燃える、そうして二酸化炭素が増える。

↑どうやって対策するの?

↑今のところ巨大な嵐がやってくるまでは無駄を減らすよりない。カリフォルニアの郊外で育ったけど、大きな芝生に壊れたスプリンクラー。たくさんのプール。現実を無視した水の文化だ。

↑ロサンゼルスの水の使用の半分は芝生だよ。

↑芝生への供給を制限しないの? バージニア州ではやってたよ。干ばつ中には水の使用にチケットを切っているくらいだ。

●自分が育ったテキサス西部で、どうなったかを思い出した。
カリフォルニアの干ばつ06

●新しい橋を架ける予定があるなら今するべきだ。水がないときのほうが簡単だからね。

↑干ばつ中の橋の建設って、「悪い条件のときにベストを引き出す」だとか、「先を考えすぎる」といった意味の慣用句になりそうだな。

●60〜70年代にセントラル・バレーに住んでいて、1977年の干ばつを覚えているよ。とてもひどかった。これはそのときに似ている。

●今こそみんなにこれを知らせるためにアイス・バケツ・チャレンジを始めよう。

↑サンド(砂)・バケツ・チャレンジだろう。

↑「みんな、バケツいっぱいの砂や石をかぶるんだ」

●昨晩ニュージャージー州で、雷をともなう集中豪雨にうんざりしたことに罪悪感を持つ。

●オーストラリアで似た経験をしたよ。10年くらい前だが、かなり厳しい節水を数年ほど強いられた。一時期は水の供給が49〜51%になって怖かった。その厳しい制限のために水の供給が向上した。

●早かれ遅かれ、カリフォルニアは海水脱塩プラントにお金をつぎ込まなくちゃいけなくなる。海水から水を取れるようにね。

↑すでに始めてるよ。

●節水以外に解決法はある?

↑問題の一部は農家が南の砂漠地を買い、そこへ水の供給を要求しているんだ。砂漠に農場を作っているんだが、それでもカリフォルニアなんだ。

●政治家や開発者を批判すべきだな。人口は500%も増えたのに、新しい水のプロジェクトはもう50年も行われていない。

●芝生に水をやるのをやめろよ。カリフォルニアだけじゃない。芝生が庭に自然に育たないなら、庭に芝生を植えるべきではない。


確かにアメリカでは各地でつけっぱなしのスプリンクラーを見ることができ、水不足とはほど遠いライフスタイルがあると言えます。

年々ひどくなると感じるカリフォルニアの干ばつ、農作物の価格にも影響するだけに気になるところです。

How serious is California drought? Check out these before and after pictures, taken only three years apart.

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