アナと雪の女王を、映画館を超える最高の臨場感で楽しむ方法…冷凍車の-10度の環境で、実際に試してみました
子供から大人まで幅広く人気の高い『アナと雪の女王』、先日息子と観て親子ともどもすっかり魅了されてしまいましたが、先日ようやくレンタルが始まりました。
そこでせっかく映画館以外で楽しめるようになったので、より高い臨場感でアナと雪の女王を楽しむべく、冷凍車を使って映画館以上に五感を刺激するエクストリームな視聴を試してみたところ…
路上で雪山遭難したかのような編集長の姿をご覧ください。
『アナと雪の女王』のストーリーは、冬の世界が舞台。
映画館ではその壮大なストーリーが巨大なスクリーンと音響で楽しめますが、せっかく描かれている極寒の世界を味わうのに足りないのが …そう、温度です!
そこで、まだアナと雪の女王を見ていないという編集長に、最高の環境で楽しんでもらうために…
どーん、冷凍車をレンタルしてみました!
いやー、我ながらなんという上司思いな部下なのでしょう…!
巨大なトラックをぶつけないように細心の注意を払って運転し、駅で待ち合わせした編集長を拾って出発。
「…何で今日トラックなの?ていうかどうしたのこれ」
えっと、臨場感を出すには真っ暗な部屋が必要かと思いまして…!
そして車は、厚木パーキングエリアに到着。
いや借りてみて痛感しましたが、大型車ってなかなか停められるところがないものなんですね…。
さっそく特設上映室に入っていただきます。
ホームセンターで揃えた、特別席に着座。
「…なんか寒くない?」
ちょ、ちょっと強めに冷房をかけてるだけですよ…!
色々と湧き上がる猜疑心をさえぎり、iPhoneでアナと雪の女王を再生開始。
ちなみに視聴方法は色々検討したところ、auのビデオパスだと初回登録で、14日無料でアナと雪の女王のレンタルもタダ… というわけで、これで視聴することに。 しかし、なんという太っ腹…。
荷室に編集長を閉じ込め、エルザが城を追われた頃合いを見計らって
フリーザーを0度に設定、スイッチオン!
しばらくすると、荷室から「ドンドンドン!!」と叩く音が…
「ちょっ、寒い!死ぬ!」
さすがに半袖で0度はキツかったようです。
しかしこれで終わっちゃつまらないので、防寒着を着てもらうことに。
「…恵まれないアラスカの子どもたちへ寄付するために防寒装備を持って来いって言ってたのは、このためだったんだ…。」
…そんなウソを真に受けないで下さい。
防寒装備を整えると、まるでこれから富士山でも登るかのような雰囲気に。
「おお、これなら暖かいから最後まで見れそう!」
フフフ…甘い、甘いですよ編集長!
再び頃合いを見計らって、庫内を
マイナス5度に設定。
すると、また荷室から「ドンドンドン!」と激しい音が!
荷室を開けてみると…うおっ、真っ白!
「あのさ…なんか指先の感覚がなくなってきたんだけど…」
そういえば手袋は薄いし下は普通のチノパンだし、そりゃ寒いですよね。
凍傷になられても困るので、こんな時のためにと用意していた、冬用のシュラフを装備。
もはや完全に雪山遭難にしか見えない姿をご覧ください。
しかしこれだけ過酷な状況に置かれていても、意外にも本人はストーリーにのめり込んでいるようです。恐るべしディズニー。
そして物語はいよいよ終盤。それに合わせて
庫内温度を-10度に設定。
もし万が一のことがあっては困るので、facetimeで様子を見ていたのですが…
あまりの寒さで、口の周りが凍りついてる…!
…寝るな!寝たら死ぬぞ!
そしてとうとうアナと雪の女王はクライマックスを迎え、視聴終了。
閉ざされた庫内へ編集長を救い出しに行くと…
うおお、映画内での冬は終わったというのに、なんというブリザード…!
ではここで、編集長に映画の感想を聞いてみましょう。
−−どうだった?
「エルザが寒々しい牢に囚われるシーン、あれね…あそこだけ、まさに今の自分の事のようだった…」
…とりあえずかなりの臨場感は得られたようです。部分的に。
ちなみに今回用意したこの特設会場について聞いてみたところ、
「フリーザーの音がうるさくてよく聞こえない」
「途中意識が遠のいてところどころ話が飛んでる」
「ドアをあけるたびに画面が曇って見づらい」
「せめてエンディングを迎えたら暖かくしてよ」
…と、大変満足頂けたようでした。
-10度にまで冷えきったiPhoneは、外に出した途端にあっという間に結露していました。故障こそしませんでしたが、もしかしたら水没扱いで保証が受けられないかも…。
ちなみに今回の視聴にかかった費用は、映画のレンタル代は0円だったものの、冷凍車のレンタル費が3万円、ガソリン代が2000円、高速道路代が240円と、映画館の18倍くらいの価格に。思った以上にコスパが悪いですね…。
なお今回はfacetimeで安全を確認しながら実験しましたが、 大変危険なので、くれぐれもマネしないようにしてくださいね!
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