「信じられない光景だ…」3万5000頭のセイウチがアラスカの海岸を埋め尽くした理由とは
地球温暖化により北極の氷が減少していると言われていますが、アラスカ北西部の海岸にセイウチの大群が押し寄せる異常事態となっているとのことです。
35000頭が埋め尽くした凄まじい光景をご覧ください。
これがすべてセイウチだとは……。
セイウチは泳ぎが上手な動物ですが、オットセイやアザラシなどと比べて長時間泳ぎ続けることができないそうです。
そのためエサ場の近くの氷の上で休息するのですが、地球温暖化によって流氷が減少したことから一斉に海岸へと上陸し、記録的な数に膨れ上がったとみられています。
北極の環境は近年極端に変わりつつあるといい、環境問題への警告であると専門家は述べています。
このニュースに対する、海外掲示板のコメントをご紹介します。
●今日、自分はアザラシがほぼ永遠に泳ぎ続けられることを知った。
↑ゼニガタアザラシはピュージェット湾(ワシントン州)のそれほど深くないところで眠ることができ、水中で昼寝に相当する20分くらい呼吸を止めることができる。むしろ陸で眠るほうが危険である。キタオットセイは海中で眠ることができる。ラッコは海草を体に巻き付けて流されないようにして眠る。
●流氷がないことに気づかず、何頭くらいが岸にたどり着かずに溺れていったのだろう。
↑それは悲しい。
↑この環境によってスーパーなセイウチが誕生するかもしれない。自然淘汰というやつで。
●これはちょっと悲しいニュースだ。
●なんてかわいそうなセイウチたち。
●なんとか海のど真ん中にセイウチらが休めるようなプラットフォームは作れないものだろうか? 不可能だ。
では、石油会社がオイルを探すように海のど真ん中にプラットフォームは作れないものだろうか? いくつ必要なんだ?
↑島が形成されるまで、海にプラスチックでも投げ続けたらどうだ?
↑かなりがんばってるよ。
(太平洋ゴミベルト - Wikipedia)
●アラスカからだが、ここ数年はかなり暖冬で、記録を超える夏になっている。そんな状態なのに温暖化を否定されている。石油利権のためにね。実際、数年前にとても遅い春が来たときに、みんなが「温暖化は現実じゃない。なぜまだ雪が降ってるんだ、と主張されていた。
●「次の漂流先、ロサンゼルス!」
地球環境の変化は諸問題を引き起こしますが、最初の被害者は野生動物たちのようです。
An estimated 35,000 pacific walrus have been spotted ashore on a beach in north-west Alaska.