1コで2色なあかりのパナソニックのLED電球はネットオークション出品物の撮影の特効薬!
光ひとつで雰囲気ってこんなに変わるんだ…!
低消費電力で発熱も控えめだから、エアコンの電気も抑えることができるエコなLED照明は、「次世代照明」としてかなりの勢いで普及してきています。
しかも最新のLED照明はただエコというだけではなく、 パナソニックのLED電球 なんて、設備はそのままで、すばやく壁スイッチをオン/オフするだけで2色の光を楽しめるというスグレもの。
ダイニングなどで使えば、本や新聞を読むときは昼光色、リラックスしながら音楽に耳を傾けたいときはオレンジ色の電球色…なんて使い分けが楽しめるこの電球、そういえばオークションなどの撮影用の照明としても便利じゃないかと試してみると…おおお、これめっちゃイケてるじゃないですか!
2色の照明が楽しめる新しいLED電球が面白い
このパナソニックのLED電球、一見普通に見えますが実は優れもの。
1つの電球に「勉強のあかり」(昼光色)と「食事のあかり」(電球色)の2色のLEDを内蔵し、スイッチを素早く2度押しすると、色が切り替わるという大発明!
試しに電球タイプの照明に取り付けてみると、クッキリとした「勉強のあかり」(左)と、ムーディーな「食事のあかり」(右)で、ダイニングが全然違う雰囲気に…これはいいなぁ。
「食事のあかり」はリラックスしたい時だけじゃなく、食事や宅飲みの時には、ダイニングが居酒屋やレストランみたいないい雰囲気になるんですよ。
元々ある照明設備はそのままで、簡単に2色の照明が楽しめるという手軽さもグッドです。
撮影照明として活用してみると…
さて本来はダイニング用に作られたこのLED電球ですが、この2色に切り替えられる仕組みは、カメラをやる人なら写真撮影の照明としても活用できそうと感じるはず。
というわけで、実際に2色のあかりで、写真を撮り比べてみました。
まずは
「勉強のあかり」でピザを照らしてみると、色合いが見たまま素直にハッキリと出て、普通においしそう。
ところが
「食事のあかり」に切り替えてみると、雰囲気が大幅にアップ!
焼けた生地にとろけたチーズ、その上にのっかるトッピングの数々にもシズル感。暖色系に寄ることで、暖かさまで感じるような食事の臨場感が高まってくるんですよ。
次に本を試してみると…うん、こちらは「勉強のあかり」がベスト。
白い紙と黒い文字のコントラストがビシッと決まってクッキリ見えてきます。光量が多いというのもポイントですね。
被写体によってあかりの色を変えていこう
ネットオークションなどで売却したい、なるべく高値で落札してほしいと願うならば、出品物の撮影には気を配る必要があります。中古品だからこそ色が正確に伝わるような写真を撮らないとならないんですよ。
そこでウェアを「勉強のあかり」と「食事のあかり」で撮り比べてみると…おお、これは一目瞭然ですね。
「勉強のあかり」だと、清潔感があり、メリハリのある正しい色合いに。商品写真としては素晴らしい出来栄えです。
対して「食事のあかり」だと、年季の入ったヴィンテージな仕上がりに…。でもこのウェアには、若干合っていないかも?
こちらの
スピーカーも、「勉強のあかり」で撮影してみると、ビビッドな色合いのハイセンスなスピーカーに。
また新品のような清潔感、鮮やかな黄色がかなり良好なコンディションも感じられます。
対して「食事のあかり」で撮ってみると…まるでレストアされた60年代のヴィンテージスピーカーみたい!?これはこれで甲乙つけがたいですね。
では本当にヴィンテージなカメラを撮ってみると、「勉強のあかり」では細部までくっきりと状態がわかりすぎて、味わいが足りない感じがありますが…
「食事のあかり」だと古めかしい、色あせた雰囲気がトッピングされて、味わいのある写真に。なんだか歴史までもが写っているようです。
色、形、傷の有無など、出品物の正しい情報を届けるなら「勉強のあかり」一択ですが、その品の雰囲気を高めるためのテクニックとするなら「食事のあかり」もアリなのですよ。
部屋のあかりも、使い方に合わせて変えてみよう!
ちなみにこれらの写真の色合いは、実際に部屋の照明に使ったときに見える感じと同じ。つまり、「食事のあかり」に変えればインテリアは味わい深く、食事はより美味しそうに、「勉強のあかり」に変えれば、本の文字などくっきり見えるんです。
ちなみにうちの照明は、もともとこんな風に昼白色 x 6 (左)、昼白色 x 3
(右)と明暗2種類のあかりだったのですが、このうち6つすべてをこのLED電球に変えてみたところ…
明るくて暖かな食事のあかり x 6(左)と、ムーディーな食事のあかり x 3 (右)も選べるように!
電球色である「食事のあかり」は、味わいのある雰囲気に見せてくれます。
ただしほこりなどは見えにくくなるため、掃除をするときには不向き。だからこそ、はっきり見たい時は「勉強のあかり」、ムードを出したい時は「食事のあかり」と使い分けられるって、すごく便利なんですよ。
さらに3つつけてる状態で色を変え、6灯に切り替えると、勉強のあかりx3+食事のあかりx3という、暖かな中間の色合いも出せるように!
こうした電球を使うデザインの照明器具って構造もレトロなだけに、機能性についてはあきらめていたのですが、まさか電球を変えることでこうも多彩な照明を実現できるようになるとは思いもしませんでした。
こうした趣のある照明を好む雰囲気重視な人なら、2色を切り替えられるLED電球は、使ってみる価値は大いにありますよ!
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