「23時間にわたる心臓移植手術を無事に終えた医者と助手…凄まじい写真だ」心に響くと話題の1枚
心臓手術は、数ある外科手術の中でも極めて高度な知識・技術を必要とし、特に移植手術となると何が起こるかわからないことから、医療スタッフは長時間にわたる闘いを強いられます。
80年代に行われた、23時間にも及んだ心臓移植手術を終えたあとの、医者と助手の姿が壮絶であると、海外掲示板で話題を呼んでいました。
座りこむ外科医の姿。
手術は大成功だったようで、安堵しながらも疲れ切った表情が、ほぼ寝ないで行われた手術の大変さを物語っています。
視線はモニターをチェックしているそうです。
そして右奥には、彼の助手がその場で倒れ込んでいます。
心に響く1枚だと、海外掲示板で話題を呼んでいました。コメントをご紹介します。
●その患者は今でも生きているよ。
↑最初の写真をモチベーションの画像フォルダに保存したが、これも一緒に保存しておく。
●この写真は1987年に撮られたものだと伝えておく。
↑調べてみたが2009年に亡くなったようだ。
↑それは外科医のほう?患者のほう?
↑外科医のほうだよ。医師の名前はZbigniew Religa(ポーランド人)で、その分野では最高だったんだ。
(Zbigniew Religa – Wikipedia)
↑この写真と彼の顔をじっと見てしまう。とてもパワフルな写真だ。
↑実際にそうだよ。この外科医とアシスタントの貢献はすごいものだ。彼の目からもそれがわかる。フルタイムで誰かの命を救おうとしている事実は、いつも自分を感心させるよ。それが理由で自分も大学で外科のコースを取ろうとしてる。こんな風に誰かの命を救おうとするのは尊敬に値する。
↑写真はほかにもあるね。
●写真の年代とポーランドの組み合わせは、その写真の雰囲気から伝わってくるよ。まるで映画「ホステル」のシーンのようだ。
↑それを言うと後ろにいるアシスタントは、いやいやながらのドナーのようだ。
●加圧された容器に血液と血漿。ポンプはオフシーンだ。
↑なるほど、そうでなかったら自分はなぜ手術室でスムージー作ってるのかなと思ったところだ。
↑胸からつながっていて患者より下になければいけない。血液などが流れ出て戻らないようにするため。胴部の手術の基本だよ。
●写真は当時の共産圏の予算不足を訴えるデモンストレーションのために撮られたらしい。写真の医者は後にポーランドの保険省の大臣になった。
●皮肉なのは、彼が肺がんで亡くなったこと。ヘビースモーカーだったらしい。
●ソビエトの医療を経験して思うが、大半の医療従事者は喫煙者だった。
●いろんな矛盾した人生があるってのが面白い。
心臓外科医が、ヘビースモーカー
ITのプロが、バックアップもなし。
●ゲームでさえ、そんな長時間できないよ。
●自分は外科医が、もっとすごい給与を稼いでいてもいいと思ってる。
腕のいい外科医だったようで、今は故人となっていることを惜しむ声も多くありました。
それにしても、感動を与える写真ですね。