フォトショ職人の神業に思わず鳥肌…!写真でも絵画でもない、名画に眠る感動を引き出すフォトコンテスト始まる
写真家の定番ツール、LightroomやPhotoshopを手掛けるアドビシステムズが、現代の写真テクノロジーで名画を写真で表現するアートな フォトコンテスト を開催しています。
このコンテスト、実際どんなふうに写真を名画に変えるのか、作例やチュートリアルが公開されているのですが… ちょ、ちょっと待って、もう作例の時点で神業すぎませんか…!
このフォトコンテストは、アドビシステムズがオープンする、名画に眠る感動を引き出すフォトミュージアム『Adobe Photo
Museum』に飾られる写真を決める、アートフォトコンテスト。
これは写真家の定番ツール、LightroomとPhotoshopが月額980円で使える『Creative Cloud フォトグラフィプラン』によるキャンペーンなのですが、実際にそれらで加工された作例がもう凄いんですよ…!
もやがかかってはっきり見えない富士山の写真が、写実的なのに異世界観溢れるアートな作品に…!こんなに変わるものなの…!?
ボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」をモチーフにしたこちらの写真も…すごく雰囲気が出てる!
作例のあまりの完成度に思わず応募に足がすくみそうになりつつも、チュートリアルを見てみると…
…あれっ、ほとんどが写真補正でもよく使われるテクニックばかり。
なるほど、こう機能を組みあわせるとこんな風にできるんですね。思ったほど難しいことはしていないし、意外と簡単にできるかも。
指定部門の課題は名画9作品、作品を選べる自由部門も
なおフォトコンテストは2部門あり、名画をこの9作品から選ぶ「指定部門」と、自分で名画を指定する「自由部門」でそれぞれ作品を募集中。
中でも「班猫」は、背景もシンプルなので、似た構図の写真も撮りやすそう。
「ブローニュの森」…そういえば近所にこんな景色の公園があったような。
ムンクの「叫び」…これは編集長にやらせてみたい…!
こうして見ると、比較的同じ構図を探しやすい名画が題材になっているようです。これはちょっと腕試しに挑んでみようかな…!
ちなみに全ての応募から最優秀賞に輝いた作品には賞金30万円が、そして各部門5作品ずつ選定された優秀賞を含めた計11作品が、2015年2月初旬に都内のカフェギャラリー
Fireking Careで開催される、Adobe Photo Museum 写真展にて展示されるとのこと。
もしも自分の渾身の作品が都内のギャラリーで展示されたら…そんな名誉、考えただけでも胸が熱くなりそう。絵画でも写真でもないこのフォトレタッチによる新しいアート、写真好きとしてはぜひ挑んでみたいものですね。
なおコンテストの応募締切は11月30日まで。応募方法や課題作品など、詳細はこちらからどうぞ。