2014年11月16日 17:02

これは乗ってみたい…「世界の変わったエレベーター」11か所

 

変わった11のエレベーター00
高層の建物にはなくてはならないエレベーター。

基本は移動手段として利用するものですが、中には乗り物としての魅力や景観の優れたエレベーターも存在します。

とりわけ変わった魅力を持つ、世界の11のエレベーターをご紹介します。

1.「アクアドーム」ドイツ・ベルリン
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高さ25mの円柱型のガラス張り水族館の、中央部を通るエレベーター。ホテルやオフィス、レストランなどが設置されている複合ビルの中心部にあります。

2004年にオープンし、建設費用は12.8ミリオンユーロ(約19億円)。現在では一番人気のアトラクションとなっています。

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写真では大きさが伝わりにくいですが、直径だけで11mあり、世界最大の円柱水槽。

水槽の容量は100万リットルで、50種、1500匹の魚が優雅に泳いでいます。掃除やエサやりは毎日3〜4人のダイバーが行い、1日のエサの量は8kg。


2.「ファルカーク・ホイール」イギリス
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スコットランドにあるこのエレベーターは回転式のボートリフトになっており、高さの違う二つの運河を連絡しています。

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ビジター・センターでは1時間ほどのボートツアーを用意しており、下からスタートして上昇後にユニオン運河を巡ったあと戻ってきます。
(参照:船を巨大な回転式エレベータで運ぶ「ファルカーク・ホイール」


3.「グローブ・アリーナ」スウェーデン・ストックホルム
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グローベンとも呼ばれるのこの球体の建物は、世界最大の半球状の競技場です。直径が110m、内部の高さも85mあります。

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さて、肝心のエレベーターですが、(太陽の)外側を惑星が周るように同じく球形になっています。エレベータの全長は100mほどで、最高地点は130mに達します。

2004年に着工、2010年にオープンし、最初の1年で16万人が乗りました。夏季シーズンや週末は大人気のため、予約が必要とのこと。


4.「ハメットシュヴァント・エレベーター」スイス
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屋外エレベーターとしてはヨーロッパでナンバー1の高さを誇るエレベーター。

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山に囲まれた国だけあって、ルツェルン湖を見下ろす絶景ポイント。


5.「百竜観光エレベーター」中国
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1999年に着工され、2002年に完成した世界でもっと高い屋外エレベーター。高さ330mを誇り、1分で頂上まで移動します。

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安全上の理由で2002年に運行を休止しましたが、2003年から再開されています。世界遺産保護地区にあることから環境の問題を訴える声も上がっています。


6.「ゲートウェイ・アーチ・エレベーター」アメリカ
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ミズーリ州セントルイスの観光の目玉となっているこのエレベーター。
卵型の5人乗りの区画に乗り込み、一定の時間ごとにローテーションする仕組みになっています。

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上りは4分、下りは3分。ドアにはガラスが貼ってあり、上昇するときにアーチ内部の構造が見えるようになっています。


7.「サンタ・ジュスタのリフト」ポルトガル
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リスボンにあるエレベーターで、別名「カルモ・リフト」とも呼ばれています。低地にあるバイシャ・ポンバリーナ通りから、高地のカルモの広場までをつないでいます。1901年に建設されてから長らく観光名所となっています。

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最上階からはパノラマとなった都市を見下すことができ、2つの各石の模様が異なる螺旋階段から降りることができます。エレベーターの装飾は、鉄のネオ・ゴシック建築で、当時の最先端の建築材料が使われており1900年の文化の象徴となっています。


8.「ラセルダ・エレベーター」ブラジル
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ブラジル北東部のサルヴァドールにある観光名所で、シダイデアルタとシダイデバイシャをつないでいます。

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この地域で最も有名なエレベーターで月間90万人を運んでいます。料金はたった5センタボ(約2円)で、30秒で72mの高さまで移動します。


9.「メルセデス・ベンツ博物館エレベーター」ドイツ
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シュトゥットガルトにあるこのメルセデス・ベンツ博物館は、世界最大の人工トルネードを含むすべてのものが興味深く、自動車博物館として訪問者を惹きつけるのですが、特に魅力的なのがピルのような形をしたエレベーターです。

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各フロアに連絡しており、短い時間に過去から未来へと運んでくれるメタル・ポッドとなっています。移動時間はたった30秒なので何度も乗ることが可能です。


10.「Asansor(エレベーターの意)」トルコ
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イズミルにある歴史的な建物。銀行家・投資家である裕福なユダヤ人が1907年に公共サービスとして建てたものです。

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せまい海岸線から丘を容易に通過できるようになりました。


11.「オレゴンシティ市立エレベーター」アメリカ
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40mの高さがある、アメリカでは唯一の屋外エレベーター。世界的にもたった4つのうちの1つだそうです。上には展覧用のデッキがあります。

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オペレーターがいるものの、無料のため人気が高まり、2008年には1日平均800人ほどが乗っています。


以上11点。

歴史があったり、観光名所であったり、上下に動くだけの乗り物といってもいろいろあるものですね。

近くに行くことがあれば、ぜひ乗ってみてはいかがでしょうか。

11 of the Most Unusual Elevators

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