「うちの学校には97歳のおじいちゃん先生がいる」ぜひ教わりたいと世界中から称賛の声
教師を定年退職した後も、代講や嘱託(しょくたく)として働くことがありますが、年配者と言ってもやはり限りがあります。
ところがアメリカには、なんと97歳のおじいちゃん先生がいるそうで、海外掲示板に写真が紹介されていました。
本当におじいちゃん!
でも背筋がビシッとしていて、97歳だなんて信じられないほどしっかりしています。
なんともう、何十年も代講を務めているそうです。
これは敬意を払うべきと、海外掲示板には感心の声が上がっていました。
●この先生を知ってるよ。ホール先生だ。彼は母校の代講教師として、もう何年続けているかもわからないよ。
第二次世界大戦を体験していて、その時のフラッシュバックがまだあると語っていた。音楽理論の授業のときに戦争中のフラッシュバックにさいなまれていた。戦争中によく聴いていた音楽を流していた。いい時代の話や悪い時代の話やまずまずの時代の話をしてくれたよ。
みんな機会があったら彼の代講を受けたいと心待ちにしているんだ。自分はホール先生が90歳の誕生日のときの生徒で、全員でケーキを作って大きなパーティを催してバースデーの歌を歌った。
先生の顔はもう心温まるものだった。そんな長寿で幸せそうな人を他に誰も知らないくらいだ。大学から戻ってきたときに会うのが楽しみな人物の一人だ。
↑こういう話は気分を上げてくれるよ。自分の学校では、年配の先生たちがひどい扱いを受けているので失望している。年配の科学の先生がいるのだけど、彼は一番優しく、いつも科学を続けるようにと励ましてくれる。バカな自分のアイデアでも支援してくれるんだ。
●2009年にこの学校に通っていて、何度かホール先生に受け持ってもらった。まだ健在でうれしい。
↑自分は2008年。友人によくホール先生のことを話しているよ。もうレジェンドだね。
●「この歴史の教科書は間違ってる。ワシは体験してるんだ」とか言いそうだね。
●彼は自分の祖父だ。真面目に。もっともすばらしい人物で、教えることは彼の人生で最も大切なことなんだ。彼は好かれていて、敬意を払ってもらっていると自分でも理解している。投稿してくれた人ありがとう。
↑(投稿者)どういたしまして。ぜひ知られるべき人物だからね。
●なんてこった、87歳のときから1日分たりも変わってない。
●わお、ホール先生だ。彼が代講するときはワクワクしたよ。いつも優しかった。ちょっと聴こえづらかったことと、テクノロジーには弱かったけどね。一度、紙飛行機の作り方を教えてくれたよ。健在であるかを知りたかったんだ。自分のときは95歳だった。
●うちの学校にも老齢の代講教師がいるよ。クーペ先生というおばあちゃん先生で80歳。いつも靴下がセーターと同じ柄なんだ。
●教育内容が何回も変わったのを経験しているんだろうな。自分も話を聞いてみたいよ。
●彼の授業を受けたら、いい子にふるまうと思う。
定年したあと、こんなに長く代講を務めていることにも驚きですが、学校全体でこの先生に敬意を払っていることがみてとれます。
彼から学ぶことも多そうですが、教え子たちや孫と名乗る人まで書きこんでいるあたりが、インターネット掲示板ならではですね。